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死んだら神になっちゃった  作者: あいぽん
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あれれここどこ?

お気に召しましたら読んでってください~

私、池谷愛は


友人や親族に嫌われ


最低だ、最悪だ そんな言葉が心を貫いた


私が思ってたこと考えてたこと相談したこと存在したこと全部を否定された気がした





私は今学校の屋上にいる

「死のう・・・どうせ私には悲しんでくれる人なんていない」

不思議なことに飛び降りることには恐怖はなかった

ベギャ

そんな音とともに私は死んだ、と思っていたのだが


「ここ・・・どこ?」

周りには広い白い部屋しかなかったしかもドアが見えない

「私は死んだはずじゃ・・・?」

『お主は死んだぞ?』

「っえ!?」

後ろから声が聞こえたため動揺してしまった

『お主は死んだぞ』

私の目の前には綺麗な顔をした人形が立っていた

『お主は死んで神の世界にやって来たのだ。予定にはなかった、なにかの手違いでな』

一瞬意味がわからなかった夢を見ているのかと思った

「手違い?」

『そうじゃ、しかし今のお前は神も同然。なぜならばこの空間は人間ごときの魂では喋るまもなく消滅してしまうからの』

「へぇ」

『多分お主が来たのは、元の世界の神ゼウスの手違いなのであろう…詫びを入れさせんとなぁ、あやつから』

「はぁ」

どうやら私は神の世界という白い部屋にゼウスの手違いで入ってしまったようだ

『しかし本当に世の中は奇妙なことに、神の世界に来ても消滅しない魂がおるとはカオス以来じゃのう.私も最初は消滅しかけたぞ』

「へぇ…あの…すみません私、ずっとここにいなくちゃいけないんですか?」

『ここがいやなのか?いや、来たばかりで嫌も好きもなかろうに』

「いえそういうことじゃなくて・・・ここは神の世界なんですよね?私はゼウスの手違いできちゃったんですよね?」

『そうじゃ何度も言わすな』

「すみません、ってことは私がここにいても大丈夫なのですか?」

私がここにいることに対し目の前の綺麗な顔した人形は

『あたり前であろう?お主が消滅せずにここにいるということは、ここに受け入れられたということが前提なのだ!』

ハハッと目の前の人形は笑う

「そうですか・・・」


『そうなのだ!忘れておったがお主の名前を聞くのを忘れておったの、名はなんという?』


「池谷愛と言います。」


『死ぬ前は何をしておった?』


「高校生してました、しかし親は死んで親族が私の生活を支えてくれました」


死ぬ要素はないなと目の前の人形言った

『なぜ死んだ?』


私は一番聞かれたくないことを聞かれてしまったが、なぜがこの人には話せるという安心感が勝ってしまった。


「いつの日か、親族や友人が私に冷たく扱うようになり、親族が生活費をくれていたのですがそれっきりで・・・それからもなぜか周りの人達が私を避けて行ったんです・・・挙句の果てには友人に騙され臓器売買をさせられそうになり、警察や教師に相談しても知らんぷり、この世界には頼る人など1人もいないと絶望し、死にました」


『お主は相当な悪運の持ち主じゃの』


「ははっ自分でもそう思うんです。小さい頃からいじめられましたし。でもなれましたが」

う~ん自分で言って辛いわぁwとおもうが表情には出さない決して

『私の自己紹介もしておこうかの

私は偉大なる母なる女神ネイト。よろしくの』


「はいよろしくお願いします」


『ゼウスが来るまでお主は暇だろう?別の世界を覗いてみるか?』


「別の世界?」


『お主がいた世界とは別の世界じゃよ』


「あるんですか?」


『あるから言っておる。別の世界は数え切れない程あるぞ?お主の世界で言うふぁんたじ~っていうやつもあるしお主の世界のようなふぁんたじ~が無い世界も沢山あるぞ』


「へぇ~」

やっぱり宮●駿みたいな世界もあるのかと感心しながらその話を聞く

『楽しいぞ?一緒に行くか?全員美形な男ばっかりな世界もあるし全員美人な女の世界もあるぞ~でもおすす

めはの~冒険すと~り~とかいう世界じゃのあそこの男どもは皆勇敢だしの~女も度胸があっての~…』

そんな話を聞かされ私は内心ワクワクさせていた

そんな時

ピンポーンとチャイムの音が聞こえた

『あっゼウスが来たぞ』

チャイムがあるのかと言う突っ込みをする前に私の頭の上にゼウスが舞っていた


《うむ、さすがは私の選んだ神。消滅せずにいられたな》


『やはりお主が選んだのか』

うむと答えるゼウスにネイトは


『この子を私に任せるということか?』


《うむ》

私は意味がわからなかったが後から意味を聞くと

ネイトは別の世界の創造主らしい。だからその作った世界を転々とし私の素質を露にせよとのことらしい


《しかしここまで順応するとは、私としてもびっくりだぞ》


「そうなんですか?」


『わらわもびっくりじゃ』


《では池谷愛、お主はこの世界にとってまだ生まれたばかりの神に過ぎん》


「もうすでに神認定されてる・・・」


《お主には【万国の美貌】と【神の称号】と【無血の野獣】と【鬼才の魔術師】の力を与える!!》


「えっえぇ~!!!」


『お主凄いの。我らは2つの力しかないというのに~』


「そ、そうなんですか?ゼウスは何個ぐらい」


《5つじゃ》

すげぇと内心驚いていた

『しかし4つ以上持っているのはお主とゼウスしかおらん。皆普通は1つか2つじゃ』


「えぇ・・・」


《さて、神の形状を作るため、池谷愛、お主の望む性別、顔、骨格、体型、色、作れよ…何難しいことじゃないただ心の中で望むだけだ》


「望むだけ・・・」


《決定と思ったら気を失うからな本当にそれでいいか考えろ》


「わかりました」


『ふむ、たのしみじゃの♫』


「そうですな・・・あっ口調が」

私は考えに考え納得したものを決定し気を失ってしまった









説明【万国の美貌】と【神の称号】と【無血の野獣】と【鬼才の魔術師】

【万国の美貌】名前の通りどの国でも通ずる美貌

【神の称号】 神という存在になること

【無血の野獣】 戦うと強い

【鬼才の魔術師】魔法も使えるし、強い 

読んでくれてありがとうございます!

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