タイムパトロール・アーム03
「………………」
出かけた先で「そうか!こういうことか!」と思い立って手持ちの電子機器をコインロッカーに投げ入れてどこかに向かったというアームだがやっていたことは売店の横でう〇こ座りをしていただけ、上手く持てないという謎の理由で普段は手に取らない雑誌を買って一通り目を通した後は寒いから抱きしめて防寒具にしていたという。なにかこう、ドラマチックな展開があるのかと思って三時間ちょい待っていたが「これ当たりとかないんじゃないの?」と思い始めて体力が尽きる前に帰った。コインロッカーには寄ってから帰らないと明日からの生活に支障が出る。張られてるんじゃないかとか本気で思ったらしいのだが、誰も居ない。当り前でしょう。やっぱり裏であってたのだろうか、となんだか裏の裏の裏のみたいなことを言っている。三秒先?そもそもが一次の原稿が向こうにある時点でおかしいのだからそんなものが推察材料になるはずがない。もしかしてそれっぽいものを見ては過剰反応しているだけなのだろうか、と思ったりもするのだがだとしたら誰も居ない駅前を映していた巨大なカメラは何なのだ?ってあんたがカメラだと思っただけで電線の補修とかしてたんじゃないの?何もないということはないはずだ、と一番有力な可能性にすがれなくなっているからかなり根深い。
だんだん朝のお天気キャスターとかそういうところに矛先が向きそうになるので必死に自制しているらしいのだが「トマトなんていつも食われてるだろう!!」と人によっては完全に八つ当たりの対象になっている。でもこの規模で突っつきまわす意味がわからず、身投げした先輩が何か大病を患っていたというのも「そう思ってただけで何かの間違いなのか?」とさすがにないはずだがそんなことを考え始めた。布団の中でわかりもしない医学の話を検索し、いつの間にか亀の骨格を調べて「なるほど、お相撲さんみたいだ」と何かに納得していたらしいからすでにおかしかったのだろう。恐竜時代でアーケロンとかに会えていればいいけどなあ。




