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彼と1人暮らし

作者: 天川裕司

初めまして、天川裕司です。

ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。

また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。

どうぞよろしくお願い致します。

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬


【アメーバブログ】

https://blog.ameba.jp/ucs/top.do


【男山教会ホームページ】

https://otokoyamakyoukai.jimdofree.com/


【YouTube】(不思議のパルプンテ)

https://www.youtube.com/@user-vh3fk4nl7i/videos


【ノート】

https://note.com/unique_panda3782



【YouTubeドラマにつきまして】

無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、

お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。

基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。

創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪

出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬

でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、

どうぞよろしくお願いします(^^♪



タイトル:彼と1人暮らし


私は今、都内のマンションで彼と同棲している。

「じゃあ行ってくるね」

仕事に出かける時はいつもこうやって

彼に挨拶してから出かけるのである。


その仕事帰り。

私は久しぶりにスーパーに買い物へ行く。

昔よく、彼と一緒に来たこのスーパー。

まだ心の整理がつかなくて、

このスーパーだけは少し避けていた。


ずっとコンビニ生活だった私。

でもそれじゃ、

「栄養取れないからちゃんとしたもの食べなよ」

って彼が諭してくれたから、私はちゃんと

このスーパーにも来れるようになったんだ。


「ウフ、ありがとね」

今日は鍋。

精のつくものや栄養の取れるものをたくさん買って、

今日は彼と2人で鍋をつつくんだ。

「これも、私と彼のささやかな幸せ♪」


ウチに帰ってからすることをして、

早速、鍋料理の準備に取り掛かる。

「あなた、できたわよー」

とりあえず声をかけておいて、次は食卓の準備。


そしてクローゼットを開けて、

「はい、あなたの分♪たくさん食べてね」

そのとき携帯が鳴った。


「あらぁ、美和子?」

美和子「あ、ごめんね!今大丈夫だった?」

「全然大丈夫よ♪なに、どしたの?」


美和子「ごめん、この前あんたの家にさー、忘れ物しちゃってたと思うの」

「忘れ物?」

美和子「もうずいぶん前だけど」


ずいぶん前に美和子がウチに来て、

きれいなハンカチを忘れて行ってた。


「あーあのハンカチね?」

美和子「そうそう、ごめんね!」

「ううん、全然大丈夫」

美和子「あれ大事なんだ♪」

美和子がその昔、大事な人からもらったハンカチ。


「オッケ〜♪じゃあ待ってるね」

美和子が今からウチにハンカチを取りに来る。


ずいぶん前なのに

ハンカチの事を思い出せたのは、

さっきそのクローゼットの中で

そのハンカチを見たから。


(美和子が到着)


美和子「ごっめんね〜、あ、ご飯食べてた?」

「ううん、全然大丈夫よ♪クローゼットの中にあったと思うから」

美和子「ちゃんとしまっといてくれたんだぁ♪助かる〜」


私は美和子を連れて、

さっき開けたクローゼットの前に行き、

もう1度そのクローゼットを開けた。


美和子「あ〜これこれ♪ありがとね〜」

そう言って忙しかったのか、

美和子はそのまま帰って行った。


彼のことを思い出すため、

その復讐を思い出すため、

私はずっとあの場所に、

あのハンカチをしまって置いたんだ。



(※)これまでにアップしてきた作品の内から私的コレクションを再アップ!

お時間があるとき、気が向いたときにご覧ください^^


動画はこちら(^^♪

https://www.youtube.com/watch?v=_zcMBz3LrUQ

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬

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