表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

-1のうた

作者: 竜辰龍

この作品を見てくださったすべての方に感謝を。

何かを数えるときも 何かが始まるときも

たいがい1から始まって

僕の活躍期待できない


あるいは終わるときくらい

出番があるんじゃないのかと 顔をちらつかせてみるけれど

先に並んだ0が出て

僕の存在感皆無。


横棒よマイナスめ

お前のせいだコンチクショウ


離れようとガンバってみるけど

逆にくっついて(⇒┤)大惨事。


コンチクショ― コンチキショ―




それでも方程式とかで 解になること多いけど(=−1)

X・Y達のせいで またまた僕は消えている(⇒−X)


でもでも1と比べれば、マイナスあるだけましだよね(−X than X)


あれ? でも、僕の活躍ないの

こいつの所為じゃなかったっけ?


横棒よマイナスめ

僕と君とは一体さ

微妙な距離感たもちつつ、人生ざひょうをまっすぐ右下がり。


あーぎゃー、ヤメロ、くっつくな!

離すの失敗大算事(⇒┤)




ついに僕は0となる 1とくっつき0となる


君はどこかへ消えるけど 流れのままに0となる


一抹の寂しさが訪れるけど

しゃーない、これが運命すうしきだから


君のことは忘れるだろうけど

どうせまたきっと出会うだろ。


横棒よマイナスめ、親愛なる一本線


誰かに依存して生きるしかない

悲しい悲しい1本線


どうせまたきっと出会うだろ

切っても切れない腐れ縁


僕が数字であるかぎり

きっとそのうち出会うだろ?



Dear Line・・・From One.




永遠と続く数字群。

その中の一つに焦点をあてて詩にしてみると……、

案外、数学にも愛着が持てるのかもしれない。


~御清聴ありがとうございました~

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ