表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

どうでもいい話

モーニングルーティーン

作者: 穂高貴志

 顔を洗って着替てドアを開けると部屋の前には李の枝が繁る。

 先月は視界を埋める満開の花で花見ができた、有難い樹だ。


 しかし、毎年この時期にはカメムシが山程集る。

 今は彼等の恋の季節で、李の葉陰はデートスポットであるらしく、其処此処に二匹仲良く尻を合せ番う姿が(時々3、4匹ゴチャゴチャしてたり)微笑ましい。

 カメムシでさえ番う相手を見つけられると云うのにこの俺は……


 索敵殲滅(死ねっ)索敵殲滅(死ねっ)索敵殲滅(死ねっ)索敵殲滅(死ねっ)


 奴等はタフで、通常の殺虫剤では効果が低い。

 先日購入したアース製薬のカメムシコロリもノズルの設計は素晴らしいのだが、凍結タイプなので風圧で葉の上から吹き飛ばされてしまい殺しきれない事が多い。

 しかし、それでも。


 見敵必殺(死ねっ!)見敵必殺(死ねっ!)見敵必殺(死ねっ!!)見敵必殺(死ねっ!!!)


 視界内のカメムシを殲滅し終えて、私のモーニングルーティーンが終わる。

 今日も良い日だ。

 皆様にも良い朝であります様に。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ