↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
33/46

地獄の王様ゲーム。

カプッ…


鋭い痛みが一瞬走ったかと思うと、


ジュッ……


すぐに全身がえも言われぬ心地良さに包まれた。



ジュッ……「ハァッ……!」


ジュッ……「ン……フウッ…」


ジュウウッ……「アアッ……!」


ジュッ……ジュルッ…「ハァッ…ハァッ…!アッ…!」



んんんんんんん〜〜!!!?


俺の時だけ長くない!???


光「待って…!静夢!飲み過ぎ!俺死んじゃう…!」


月「えっ、あっ!ごめん!!」



静夢は慌てて離れると、両手で顔を覆い、指の隙間から俺を覗いた。

その隙間から見える頬は、耳まで真っ赤に染まっていた。



月「『死んじゃう』なんて…こーくんってばぁ…♡」


なんで照れてる??

いやいやマジで死ぬかと思ったんだけど?



緋「これキツいっすね…。外出とけばよかった…」



ライバル食料的にはキツいよな…

てかライバル食料って何?

もうわけわかんない…



止血とハグをして、膝から降りた月城くんは、

満面の笑みで俺たちに向かって言った。



月「それでは結果発表します!2人とも僕のこと、だ〜い好きですねッ!純潔守ってますしピュッアッピュアの童貞拗らせ悶々ボーイ達で間違いありません!」


ブハッ!

あまりのテンションの高さに俺は吹き出してしまった。


光「なんか静夢、酔っ払ってる??」


緋「様子がおかしいっすね(笑)」


月「どちらも最高の童貞です!あははっ!」



2人の間に何もないことも、

2人とも自分のことが大好きだってこともわかって、

その上美味しい血までたっぷり飲めたから、ご機嫌になっちゃったのかな。


夜も更けてきたし、月城くん絶好調の時間帯なのかも知れないな。



月「なんかゲームしない?」


月「王様ゲームとか。」



想像以上に深夜のパリピテンション!!!



緋「3人で?!」


月「3人いればできるでしょ?」


月「やったことないけど。」


月「くじ作ればいいんでしょ?」


月城くんは細長く切った紙に、「王様」「下僕1」「下僕2」と書いて握りしめ、俺たちの前に差し出した。


『下僕』って要る?

俺もよく知らないけど…



月「じゃあ、くじ引いて!」


3人で一斉にくじを引く。


月「王様だ〜れだ!」


緋「わ!俺だわ!王様…」


緋「二分の一か……」


緋「………。」


緋「……下僕1が王様の唇にキスする!!」


願うような顔で緋美は月城くんの方を見たけれど、


光「……おい……」

 「下僕1は俺……」


緋「ああああああ!!!二分の一外した!!!」


月「キスなんてダメだよ!同意なくやるもんじゃないでしょ!」



いやそれ、巨大ブーメランですが…!



月「もっと健全な命令にして!!」


緋「じゃあ下僕2が王様に10分間ハグ♡」


光「10分とか長いし!てかもう番号わかってて言ってるから無効だよ!」



緋「ちぇっ……」



結局くじを引き直した。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。