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⑫‐D【全シリーズ】感謝短編ほか  作者: 邑 紫貴
3.派生の派生短編

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8/75

③Phan-tom ~ 怪盗 ~

これは【君は】と【嘘つき】のパロディ。




実は、【君は】に出てくるチームAは怪盗の設定で、昔……小説を書いたことが。

少し、恥ずかしいので省きますが……他にもチームがありました。

追いかけるのは、警察です。明らかに、何かの影響を受けております。

ここでは、そんなベタな設定でイチャイチャをしてもらいましょう。

ささ、麗季……覚悟は、いいかな?

「え?今更、小学生の設定なの??」




任務室に、小学生のAYA(ここは、これで♪)と麗季れきが招集を受けた。

「チームAよ、本日の任務を伝える。」

頭を押さえながら、麗季はボスをちら見。

「ボス、お腹が痛いので……」

明らかな仮病に、にっこり。

「AYA、逃がすなよ?この物語は、麗季が犠牲なのだから。」

そんなボスに、魔性が成長中の彼女は元気に答えた。

「はい。鬼畜な彼に、引き渡します♪」

ニヤリ……麗季に、意味深な顔。

「待って!私達は、捕まったらいけないのよね??」

寒気を感じた麗季。必死でAYAを揺する。

ボスは、そんな麗季の様子に満足♪

「誰が決めたの?さぁ、任務にGO!!」

「いぃやあぁあああ~~~~!!」


任務地は、とある有名な美術館。予告状も、当然出しております♪

予告状を受けた美術館に、たった二人の配置。

いるのは、優貴ゆうき羊二ようじ

「おい、ヒツジ……お前宛だぞ?」

ヒツジと呼ばれる鬼畜な彼は、ここでは(?)真面目。

「……優貴さん、仕事中ぐらいは羊二でお願いします。」

そう、基本は真面目……な、はずです。

封筒は、誰でも見えるように開いています。宛名もありません。

渡す優貴は、ニヤニヤしています。

「……予告状と言うより、お前を煽っている感じかな?」

意味が分からないヒツジは、封筒を受け取りました。

「??」


『刑事役のヒツジは、大人かな?でも、小学生を捕まえたら……くふふ……』

それを見たヒツジは、少し嬉しそうに正論を……

「これ、正体をバラしてないか?」

段々、遊びの要素が……

え?最初からですか??

「パロディだから、いいんじゃね?」

優貴は、いいコトを言いましたね♪

「ふふっ。小学生か……くすくすくす……」

ヒツジの本性が……OK出るのかな?


暗い美術館。

麗季の足が止まります。寒気が……

【ガシッ!!】

同時に、気配の無い後ろから……体が抱きしめられました。

匂いは、愛しい人……なのに、恐怖を感じます。

「あっさり捕まった!!AYA、どこ?」

抵抗を始めましたが、あっけなく床に押し倒されました。

「あぁ、優貴さんと消えたよ?絵は、優貴さんがボスに送ったし。」

くすくす……と、本気モード。いえ、鬼畜モードが全開です。

「ちょ?!それ、この話のタイトルになってない!!」

怪盗……ですか?

ヒツジ、説明をしてあげてね♪

「ふ……だから、幻だろ?」

声に、色気を感じるのは何故だろう??

「さ、小学生の麗季……覚悟はいいかな?俺、いけない気分だ。結局、手を出したのは高校生の体だからね……」

「いや、キスマークつけたよね??」

「……小さい。壊してしまいそう……」

「止めて、離婚するわよ?!」





END

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