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⑫‐D【全シリーズ】感謝短編ほか  作者: 邑 紫貴
13.作品の設定やら言いたい放題

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設定やら詰め込み③狼と獲物の関係(『下着のカタログ』関連あり)

狼と獲物の関係♪


【時を巡る】

ヤマさん「ね、加羅……。いいだろ?」

「……うるさい、黙れ。明日は、会議なんだ。寝かせてくれ……」

俺が迫っているのに、冷たい反応。

手を動かす。

「ちょ、どこを触って……止め、殺すぞ!!」

俺の首に、肘を当て押し退けようとする。

「加羅、寝たいよね?」

俺は、ニッコリ微笑んだ。

何を感じたのか、口元が引きつっている。

「……何が?」

「くすくすくす……。夢を見せてあげるよ?」

「止め、ひゃ……んんっ。バカ……んん~~。」

口を塞いで、深いキスで黙らせる。

あぁ~~あ、多分2・3日帰ってこないだろうな。何て思いながら……

嫌がりながらも、俺を受け入れる加羅を愛おしく思いながら……。もちろん、手加減無しだ。

今度、いつイチャイチャ出来るかな?

「……ヤマ……好き……」




【情報屋】

恵:「あの、俺……狼じゃないよね?」

荊:「うん。他の人に比べて……物足りないかな?」

「……ごめん。強引って、俺……荊?俺のこと……」

「この作品は、恵以外の男陣が暴走するのが良いんでしょ?」

「そうなのかな?俺、紫貴ワールドで浮いてる気がする。」

「優しくないあなたは、別人よ?ね、夏希君が引き受けてくれるって。安心して?」


夏希「由、これ恵が注文できるって。」

「何?下着のカタログ?……恵くん、誰に押し付けられたの?」

「さぁ?ね、由……これなんかどう?可愛いよ?俺、着けてるところみたいな。」

「うん……。可愛いね。私に、似合うかな?」

「くす。大丈夫、似合うよ?くすくす……どうせ、脱いじゃうし?」

「……もう、バカ。夏希……大好き。」

「うん。俺は、愛してる……」




【かぐや】

「歌毬夜、お願いがあるんだけど……」

俺は、オヤジから口説き文句を得た。

「……何?どうしたの?」

深刻そうな振りで、目線を合わさない。

「いや……やっぱりいい。いくら仕事でも……忘れてくれ。」と、苦笑い。

心配そうに俺に近づく歌毬夜。

「保志、水臭いわ……。仕事で何かあったの?私に、何かできることある?協力するわ。ね?」

よし!オヤジ……あんた、最高だよ。尊敬する……

「あぁ、実は……サンプルをもらって……」

と、俺の好みで選んだ下着を『サンプル・結婚した社員に協力を~』みたいな、それらしき書類と一緒に見せる。

「いや、他の社員がして……俺がしないわけにも……」

歌毬夜は、黙って……それを持って移動した。

顔がにやける……やばい!!

数分後。

「……どうかな?」


紫貴の一言♪

この後、保志のお楽しみがあったわけですが……バレます。

怒りを買った保志の運命やいかに?!それが、2人の間に繰り返されます。

それを見て育った彼らの2人の息子たちは、どんな恋愛をするのか……とても楽しみですね♪

まだ2人の名前は、考えていませんし……相手も考えていません。

書くのかな?後回しのような気がします……ふふ。




【花冠】

「凌子、今日……母さんいないんだ。」

「うん?……あぁ、ふふ。良いよ?邪魔者は、励治の出張を追いかけていないし?」

武は、頬を染めて微笑む。

可愛い奴だ。愛しい……

「ね、武……キスして?」

「え?駄目だよ、学校だよ?帰って、ゆっくり……な?」

……つまらないわ。

「くすっ。楽しそうですね。俺も、交ぜてもらおうかな?」

「「水樹?!」」




【君は】

「優貴、最近……出番が少ないね。大丈夫?」

「綾、嵐のこと……本当はどう思ってるんだ?」

俺は、最近の嵐が気になる。

俺の若いときより男前になった。女の子を追い詰める、変態になったが……

綾の目が違うように見えて不安になる。

「綾……俺、お前に惹かれて……ずっと、お前だけなんだ……綾、愛してる……俺から、離れないでくれ……」

俺は知らない。実は、綾が俺のこの囁きを待っているなんて。

『……心地いい……年上の優貴が、私だけを見る。年の差に悩んだ私の心を、あなたの言葉が癒す。』

「……優貴……あなたを愛してるの。嵐じゃない……他の誰でもないわ……優貴、私だけを愛してね?」

俺は、また……何度でも君に惹かれ、狂っていく。君が、俺をこんな風にしたんだ……


紫貴の一言♪

……何か、この2人の恋って……特別な気がします。

小学生の綾に、クールだった優貴が壊れていきます。まさに、この状態のまま……。

綾、本当は……この世界で一番怖いのは、お前さんかもしれない??

魔性の女……何か、今更ですが納得します。

ふふ……自作品史上、最高の魔性の女が明らかになった?!おめでとう、綾。

「めでたくない!」




【子狼】

「ね、円華……麗彩は幸せかな?」

「多分ね。……あの子、草樹くんを困らせないかしら?」

「……。」

俺は、あの3歳のときのことが忘れられない。

「どうかな……。ん?円華……ちょっと。」

俺は、少し乱暴に後ろから抱きしめ匂いを嗅いだ。

「何、この匂い。知らない匂いがする。脱いで、この服燃やすから!」

「ちょ、これは……違、やめ……や!」

半分ほど、強制的に脱がし……我に返る。

「あぁ、僕のこと?気にしなくて良いよ。しかも、その香水……僕のだし?父さんの気持ち分かるから。……ん?邪魔?ふふっ。ご飯には、呼んでね。……あ、三人目はどっちでも良いよ。」

息子の冷静な態度に、何かを失った気がするのは……何だろう?

「諷汰、大丈夫?私は、気にしないよ?……三人目、作る?」




【七匹目】

「はぁ~……苺愛が怒って出てこない。」

ため息を吐き、(家に子猫が生まれる度にやってくる)母猫に餌を与える。

「……ウミャイ……ウマウマ……。」

美味いと聞こえるのは幻聴だろうか。

「……いいよな、動物は楽で。はぁ。何で落ち着いちゃたんだ、俺?苺愛の意見なんか、無視してたのにな。はぁ……」

ため息が止まらない。

必死で餌を食べる母猫と……連れている子猫1匹。昨日までは子猫3匹いたのに。

この大きさなら、二匹はオスで旅に出たんだろうな。残るのはメス。

そろそろ母猫はヒツジの所に連れて行くか。

毎回、逃げられては子猫を連れてきて里親を探していた。それも止めないと、行き先がないぞ。

だんだん腹が立ってきた。

「……ムカついた。残った子猫をよこせ。草樹のところにやる!麗彩も、飼いたいって言ってたし。今日、幸せなんか誰にもやるか!!」

まさか、俺の行動があんなことになるなんてな?

しかも俺は今晩、苺愛とラブラブだった。恥ずかしかっただけ、だって♪

(この子猫のネタが『下着カタログ』に続く)




【嘘つき】

「ね、麗季?俺……鬼畜?」

「う……ん?」

みんなの鬼畜宣言に、落ち込む羊二。

みんなが、ヒツジと呼ぶ彼は……おおかみより狼。

「そう。いいよ?鬼畜で……くすくすくす。ね、麗季?」

【ゾワッ】自分のダンナに、寒気がするのは何故??

「羊二、落ち着いて!ね?」

目が据わっている。何か、怖いんですけど?!

伸びた手が、頬に触れ……唇が……

「ん……。駄目、もうすぐ……」

【ガチャ……】

「……あぁ、ごめん。連絡、してたんだよ?父さん、いつも思うけど……エロいよね?」

台所で、流しに押し倒される姿を息子に見られ、私は赤面して抵抗する。

「いつもって、お前……見物料取るよ?」

抵抗に、びくともせず……手が、服をずらしていく。

「はっ。母さん、どうしてこんな鬼畜と結婚したの?」

【ピク】

羊二の手が止まった。

「鬼畜の子は、鬼畜。お前の相手だって、苦労してるんだ。いつか、俺が言ってやるぞ?」

親子で、何の会話をしてるの~~??

「さ、麗季……邪魔者は、いなくなるよ?ね、いい?」

まだ、息子はそこにいますけど??我慢の限界!!

「バカ!……羊二……嫌い……嫌いぃ~~。」

「やべ~。俺は知らないよ?じゃ、また連絡するね~」


紫貴の一言♪

……これ、OK出るのか?何故か、一番の鬼畜が出ると不安が襲う。

もうそろそろ連歌だし?嵐も待っててるし?

はぁ。書くのを止めたら、こんな暴走をしている。やばい、次は本当に純愛なんか書けるのか?

皆さん、約束は出来ません。こんな話ばっかり書いてますので……。

ふふっ。いつも、この辺から壊れだすんですよ……私。ファイト♪




【輪舞】

「狼?俺……が、ですか?」

そうだね……一応?

「……。」

主人公の夢幻むげん。一応、男の子♪

クリスマスに、彼女とホテルに泊まります。幸せなのは、ここまでです。

3つの結末が、彼を襲います。

「あの、紫貴?墨さんは、紫貴ワールド唯一の……じゃないですよ?」

……。確かに!!

「忘れてましたね?この作品も、あなたのですよ?」




【堕女神】

「え?俺?てか、この世界は俺の狼なんて可愛いもんだよ?おやじな奴らが、いっぱいなんだし?な、蒼?」

「えぇ。俺なんか、天然に鼻血ですからね。狼より、たちが悪い。それが、この作品の見所でしょ?」

「あら、浩?面白いことを言うのね?くすくす……この学校に、私の目の届かないところはないのよ?」

「待て、何を知ってる?この悪魔!!」




【微笑】

「くすっ。それで、悪魔……繋がりですか?」

「……連歌、何……聞こえない。」

「くく……小鹿、今日はどうしましょうか?」

「何か、私ばっかり……いじめられてる気がする。」

涙目が、たまりません。

「くすっ。誘っているのですか?くすくすくす……。あぁ、今日やっと届いたんです。可愛い下着……。」

「嫌だ!!何、この面積の少ないのは?!」

後ずさり、壁に逃げ場がないのにイヤイヤと、首を振る。

【ゾク】誘ってますよね?どう考えても。

「くくっ。大丈夫♪」

「何が?!」

「今日、身につけている下着以外は処分しました。慣れますよ?」

「……誰か、助けて!!」

【ガチャ……】

「「「……。」」」

娘に見つかりました。

俺たちに「お母さん、大きい声出すと近所に聞こえます。」と、無表情で一言。

誰に似たんですか?




【“邪”】

「ここは、学校だ。それに、学科の違うお前が……むっ」

口を塞がれ、手が腰に回される。

力強い手に、抵抗が出来ないように押さえられる。

「美衣、好きだ……愛してる。美衣、美衣……」

求められるのは嬉しいが、こんな野生的な奴を、相手に出来ない。しかも、学校!!

「記憶、消すよ?」

【ピタ……】

動きが止まり、涙目で見つめる。反則だ!


紫貴の一言♪

作品史上、野生的なのはこの男だ!あえて、名前を伏せてみよう。

こいつは、結構……好き。けど、イチャイチャを書くのが怖い部類の人間だ。

作中も、暴走しやがって……。一番、女性陣で体力がいるのは美衣かもしれない。

小鹿や閑も、苦労してそうだけど……。

ここまで来て、【被らない】を忘れていることに気がついた。最後に書きます♪




【秘密】

「嵐、何だ……その……布は?」

道場で、試合をしようと誘う日は……何かがある。

けど、試合をしたくてしょうがない私は……条件付でもしょうがない?

ウキウキで、着替えに入った女子更衣室に嵐が現れた。

今日は、部活のない日。誰もいないとかの問題じゃない。

上半身が、下着姿で……顔を真っ赤に上着で隠した状態。

「ね?これ、着けて?」

手には、面積の少ない下着に、スケスケの……。

「嫌だ!!試合は、劾に……っ!!」

慌てて口を押さえたが、言葉は出た後だった。

【ピリリ】空気が冷たくなり、緊張感が増す。

やばい……劾の名前を出してしまった。ピンチ?

「くくっ。良い度胸だね。いいよ?許してあげる。けど、この下着を身に着けただけで……許されると、思うなよ?」

目がマジだ!!


紫貴の一言♪

……嵐も、連歌に負けないくらい……Sですね。

さぁ、閑はどうなるのか?私の口からは、何とも言えません。

【君は】を読み返していたら、嵐の成長を裏付ける一文を発見。

エロイのを隠しているのか……と、目を輝かせて……優貴が将来を不安に思っていました?!

……あれ?優貴の予想通り??私の中では、幸せを願う健全男子のイメージが??

しかも、意外と優貴がエロイのに驚いた。書いた記憶がない。

うふふ……。ここまで、多種多様な狼をよく許されたものです。(『なろう』ではまだないけれど?)

けど、一度だけストップがかかりました。口調から記憶を辿れば……草樹だったかもしれない。

いえ、草樹でしょう。麗彩は、いいブレーキになったのかな~?

一応、天使ですから♪タガが外れたら、獣の……ふふ。




【束縛】

「麗彩、疲れてない?何が、楽しかった?」

学園の配慮で、修学旅行に便乗した……俺たちの新婚旅行。

「ん?美味しいもの、いっぱい草樹が買ってくれたこと♪草樹、お風呂入る?」

「あぁ。明日は早いし、早く寝ような?」

額にキスを落とす。

俺を抱きしめ、頬にキスを返し「嫌♪ね?草樹、キスして。もっと、ね?触れて……」

俺を誘惑する姫……

「駄目です。学園の約束は、他の生徒と同じ行動!」

俺だって、本当はイチャイチャしたい。が、大人の俺が羽目を外してはいけない。

「……じゃ、一緒にお風呂……。」と、妖艶な微笑。

【ドク……ン】胸の辺りを押さえる。

何だ?この、俺を追い詰める苦しみは??

普通、襲いたくなるような台詞が……俺を冷静にする。

「へへっ。うそぉ~~。お先に!」


紫貴の一言♪

草樹の中の奥深く……麗彩が、3歳の時の出来事がトラウマでしょうか?

この出来事は、どこかに記載済み。

【被らない】をお楽しみ下さい。本編が15ページの短編。

さらに短編がいくつか……ここまで広がると思わなかった。




【被らない】

「……殺しますよ?」

僕は最近、反抗期。

原因は、この人が変な視線で見てくるから。

「いや~。景彩は、ますます美彩の若い頃に似てきたな~。」

おじいちゃんの一言に、保くんと采景くんがうなずく。

僕は、男です。嬉しいのは、小学生の途中まででした。

最近、好きな人が出来たのに……畜生!!

「で?アレは、誰が今持ってるんだ?」

アレ?

僕の知らない会話を、三人がコソコソ話している。

「え、ここに……」

「バカ、まだ……返すな。」

おじいちゃんは、大きくなった声を慌てて抑えた。

「え?何が……」

僕は、気になってソレを取り上げて開いた。

そこには、まるで女になった自分の下着姿。

……。

これ、おばあちゃんの若い頃?

目線を三人に戻すと、青ざめ視線をそれぞれに逸らしている。

「……あ~な~た~?これは、何?!」

いつの間にか、僕の後ろにおばあちゃん。

笑顔に、怒りマークを浮かべ立っていた。

僕の手から本を取り上げ、三人を正座させる。


僕は、こんな大人たちにはならないでおこう。いや、なるのかな?血筋って怖いね♪

ね?君は、“俺”の男の部分をどう引き出してくれる?

くすくすくす……そうだね、匂いは許さないよ?


紫貴の一言♪

ここは、景彩の未来を垣間見たってことで!

彼の恋愛も書きたいですね~。彼も、可愛い顔ですが……おおかみ。

チラついている女の子。もちろん、名前はありません。

どんな子かも、わかりません。が、おおかみを引き出すに違いありません。

嫉妬の諷汰の子ですから……。うん、自分の匂いをつけたがる様子を想像すると……エロイですね♪






次が最後のグダグダですよ(遠い目)


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