大上家シリーズ1~4
作品ごとに分けれなかった短編の羅列です♪
【父母】side遠矢・美彩
呪いの解放に、俺達二人は邪魔にならないよう出かけた。
「母さん、どうして……逃げるの?」
「え……?何が?」
車で2時間走り、海沿いの旅館に着いた。
布団が敷かれた部屋。風呂上りの母さんが固まり、距離をとる。
「あぁ……。ごめん、ごめん。美彩……おいで……」
手を差し伸べる。
「卑怯よ!緑色の目で……見ないで……。」
とか言いながら、手をとってくれる。
可愛い人だ……
「俺の一生の対……美彩、愛している……」
引き寄せ、体に触れる。
「やっ……駄目。んんっ……」
(ちょっと、ハードなので……ここまで)
【歌毬夜と麗季】
「歌毬夜さん、聞いてもいい?」
休日に、保志のところに遊びにやって来た。
保志が、飲み物が切れたとコンビニへ。その間のこと……。
綺麗な麗季ちゃん……小学生にしては、大きい胸。
大人っぽい彼女は、ちょっと……読めない。
「う……ん?何?」
内心ビクビクしていた。
「保兄は、どこが感じる?」
【ゴホッ!!】
空気が詰まった~?
「けほけほっ……」
息が上手く吸えない。
「ね?男の人は、どこが感じるのかな?どうしたら、手を出してくれる?」
ヒィ~~空耳よぅ!!聞こえない!何も、聞こえない!!
目が回る……
「こら!麗季、何やってんだ!!」
助かった……保志の存在が、こんなに嬉しいなんて……。
「え?あぁ、そうだなぁ……」
って、麗季ちゃんに教えようとする。
「わぁ~~~~?!!!」
【麗季と円華のお買い物】
「ね、円華姉~?このブラなんかどう?」
下着屋さんに、二人で入った。
「ばっ、ちょ……やめなさい!小学生は、スポーツで上等よ!」
カップの小さい、少しレースの入ったエロい下着の上下。
麗季は、気に入ったのか……ずっと見ている。
恥ずかしい……私、小学生のとき……いや、比べる人物を間違った。
私たち4人の中で、一番最初に契約を交わした。
しかも、小学5年の冬のこと。ちなみに、私が一番最後。
「ひゃっ」
考え事をしている私の服をめくり、胸を揉んだ。
「なっ、何?!??」
じっと私を見つめ、麗季がニヤリ。
「円華姉……サイズ変わった?それに、そのブラ……初めて見るよ?」
かぁああ~~~~。
「麗季!!」
【草樹と苺愛】
廊下。
「……。」
ニコニコと、胡散臭い笑顔の……見たことのない男に引き止められた。
「ね、采景のこと……どう思っているの?」
……?こんな台詞……まるで、采景が好きみたい?
「あっ、俺……ちゃんと、女の子が好きだよ?」
心の中を読まれた。魔女でも、そんなこと出来ない。
……胡散臭い!!
「何?何で、そんなに警戒するの?」
露骨に嫌な顔をした私に、近づく。
「近づくな!」
つい、本性が……少し。
「ふぅ~~ん。気、強いんだね……。」
苦手なタイプだ。
「采景の記憶、消したの君でしょ?」
「何のこと?」
「面白いから、黙っててあげる。その代わり……いや、ふふっ。良いこと思いついたぁ~。じゃ、またね!」
……。
勝手に引きとめ、去って行った。何なの?あの人……怖い!!
【采景の冷蔵庫】
学園の寮は、設備が整っている。台所は、オール電化。
実は、料理を作るのが好き。冷蔵庫は、大きい最新の物。
ただし、冷凍庫二つはアイスで埋め尽くされている。
「あ……あいつ……しかも、バニラばっかり!!」
「え?ダメ?」と、いきなりの声。
「うわっ……気配なかった??」
オオカミの俺が、気配や匂いに気がつかなかった。
時々、こいつが恐ろしい……。
「って、何……持ってんだ?」
手に、コンビニの袋。明らかに。
「アイスだけど?あ、今日はちゃんと采景の分もあるよ?チョコ2つ!!」
……それ以外は、バニラ……?
「大丈夫!ちゃんと、古いのから食べるから!」
早速アイス二つに手をつける。
「あ、気にしないで?俺、ご飯も食べるから!」
……。
【ヒツジ……来客】
「麗季、俺……」
「待ってて!」
初めてのお家訪問。
役目で、麗季の家にやって来たが……実際はボスの意地悪だ。
「おい、ヒツジ。俺、義理の弟が年上って……やりにくいんだけど?」と、綺麗な顔した中学二年生の采景くん。
嘘だ……俺の出る予定の題【嘘つき】だけど……俺、こんな嘘はつかない!!
「何言ってんだ、采景!俺なんて、同い年だぞ?」
すみません、家に帰らせて!!
胃が……胃が、キリキリするぅ~~。
(陰で笑っている麗季の姿が、小学生らしい??)
【麗季&杏】
ここは保兄の学校……ボスから単独で任務を任され、希東高等学校に潜入した。
「……麗季、歌毬夜では質問に答えれないわよ?」
「……いいの。最近、羊二が激しくて……」
口を閉ざす。
はぁ……手を出されないときは、試行錯誤……けど、今は気持ちが追いつかない。
「もう、不器用な!!面倒を見てあげるわ。」
そこで、杏に見つかった今……。
同い年だと分かって、保兄が……友達にと、紹介してくれた。
歌毬夜・杏・白雪……学校が違うけど、仲良くなった。
特に、杏は……私の憧れ。未来の私に近い人……。ふふふ……
「バカね、流されればいいのよ。気持ちなんて、一緒になるんだから!」
……そんなものかな?
何か、他の人より……激しい気がするんだけど……気のせい??
「限界過ぎるわ……」
私の……所為??
「煽りすぎよ……。保志も、余計なことを……。とにかく、自然に……ね?」
そうよね……自然に……してくれたら。
「……確かに、激しいわね。」
「ひゃっ……」
制服の後ろをめくり、あの痕を見た杏……。
「やっ……恥ずかしい!!」
……意地悪な顔で、杏は身を寄せる。
「ふふっ……可愛いわ。その反応……。確かに、無理……しちゃいたい♪」
胸に手を滑らす。
「……杏、ダメ……こんな……外……」
調子に乗る杏。
「……部屋なら、いいの?」
「……んっ……いやぁ~……」
「ごめん、それ……俺の。」
【ビクッ】
……この声??!!
「……羊二?!!」
かぁあ~~。顔が、赤くなる。
「あらぁ~?邪魔ねぇ……ふふっ麗季、またね。」と、ウィンクして私から離れ……
嬉しそうな足取りで校舎へ向かう。
……。
口元を押さえ、顔が赤い羊二。視線を合わせようとしない……。
「羊二……何、想像してるの?」
「……あ……えっ……いやぁ~~。ははっ……言えない。」
言えないことを、想像していたの??
乱れた服を、直しながら……苛立ちが募る。
……恥ずかしい!!
「麗季、ごめん……。知らなかったんだ。」
「……何を?」
「あんな、チョコ一つで……あんな……」
実は、食べた後のこと……記憶がない。
「……記憶……ない……の?」
「……。」
私は見た!!口元が緩み、何かを企んだ……眼。
一瞬だったけど、見逃さなかった!!
「羊二ぃ~~?今度、そんなことしたら……赦さないわよ?」
「……え、何が?」
とぼけた振り……。
「羊二の……鬼畜……」
「嫌?」
「……ぐっ……バカ……」
「好きだよ、麗季。」
「嘘つき……」
紫貴一言。
杏と麗季の話は【お部屋】の時から考えていたけど、本編が進み……会話の内容が変わった。
麗季が、もっと杏よりの人間だと思っていたのに……。ま、近い将来……そうなるでしょう。
羊二の敵も増え続け……妖艶さを増す麗季に振り回される羊二。
くすくす……楽しそうだ……。羊二に、普通の日々なんて赦しません!!えぇ、絶対に……♪
遠矢の『母さん』呼び設定は短編で書いたのだけど、今は違和感ありますな(遠い目)
他は私に書いた記憶がないので、そうだっけ?感。




