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⑫‐D【全シリーズ】感謝短編ほか  作者: 邑 紫貴
10.おおかみ達は楽しみチュウ(夏休み企画)

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22/75

②痕

タイトル『大胆!?』

参考作品【かぐや】保志やすしside


昨日のイチャイチャ……思い出しては、ニヤリ。

隣を歩く歌毬夜を見つめ、満足を味わう。

「歌毬夜、こんな男とは別れた方が良いよ?」

げっ……誠志じゃねぇ~か。面倒臭いヤロウが来やがった。

「ふふ。誠志、意地悪を言わないで!」

未だに、歌毬夜はコイツに甘えるんだよな。ちっ!!

「……小さい男は、嫌われますよ?」

「うるせえ!!歌毬夜は、俺のだ。」

睨んで、威嚇する。

【バシャッ】

……!?突然、上から……水!?

「きゃぁ~~、ごめんなさい!!」

校舎のベランダから、バケツが斜めになったのが見える。

「ふっ。水も滴る……何とかですね。くすくすくす。」

いちいち、ムカつくんだよなコイツ。そんな言葉を、わざと選んで……性格悪いぜ。

濡れた制服が気持ち悪くて、上半身裸になる。

「きゃっ!!保志、こんなところで……」

顔を真っ赤に、視線を逸らす歌毬夜……可愛いなぁ。

「ん?保志くん……肩のソレは、歯型……?」

歯型って……噛みついた痕……

「きゃぁああぁ~~~~!!」

【バキッ】

俺の腹に、ぐ~パンチで逃げて行く歌毬夜……

て、え?昨日……の??マジで!?

逃げられたのに、何故か顔が……ゆるんで……誠志の指差した辺りを撫でてニヤけてしまう。

「うぜぇ……」

誠志の毒吐きも気にせず、甘い時間に酔いしれた。




『過激に!?』視点:作者(紫貴)

登場人物:保志やすし羊二ようじ遠矢とおや采景さきょう草樹そうじゅ円華まどか


さて、肩の噛み痕を自慢しようと羊二を捕獲。

軽いトラウマ(【嘘つき】参照)がある羊二は、嫌々……保志の家に入る。

「ただいまぁ~」

保志がリビングに入ると、遠矢がワイシャツ姿で台所に立っています。

「あれ、父さん?仕事は……」

「あぁ、今日は……ん?」

保志の後ろに、隠れるような羊二。ちょっと、震えています(笑)

「お邪魔します。」

「何だ、珍しいね。保志、無理やり連れてきたのか?」

視線を逸らし、遠慮気味な羊二に苦笑する。

「あぁ!父さん……ちょっと、ワイシャツ脱いでみて!」

目を輝かせ、息子が急かすので不思議そうにネクタイに指をかけ……スルリと外す。

手際の良さに、何故か……二人は釘づけ(笑)

遠矢は、ボタンを上からベルトの辺りまで外して、ワイシャツの裾をズボンから勢いよく出す。

ハラリと肩まで露わになりましたよ。

「母さんも、一応……愛情があるんだね。」

遠矢の胸元に、数か所のキスマーク。

保志の評価に、遠矢は苦笑。

「ははっ。珍しいよ……ちょっと、取引先の社長が女性でね。香水に嫉妬したのかな?」

嬉しさをさらけ出す父親に、対抗したのか保志……

高校指定のTシャツに腕をクロスさせて一気に脱いだ。

「見て見て、これ!」

子どもの様に、ドヤ顔……

「へぇ……大人しい歌毬夜さんがねぇ。大胆じゃね?」

じっと、見つめ……視線を羊二に向けた。

目が合った羊二は、そっと視線を逸らす。

「ふふ。羊二くん……脱いでみようか?」

遠矢には、逆らえません……

渋々、制服のネクタイに指をかけます。

不器用に、裏側の端をギリギリまで下げ……首から抜くようにネクタイを外してソファーの上に置く。

何故か、そのネクタイを見つめる2人。

「羊二……お前、ネクタイ……まさか、自分で出来ないのか??」

保志の図星に、少し照れながらコクリと……うなずいた。

ボタンを上から外して、途中で面倒臭くなったのだろう。

肩から下に真っ直ぐ、前が肌蹴る程度で上着をずらし一言。

「キスマークは、ないよ?」

2人は、何故かホッと息をもらす。

首を傾げ、羊二は2人を交互に見つめた。

【ガチャリ】

リビングのドアが開いて、采景の登場!!

羊二の表情が固まります。年下の采景が苦手(爆笑)

羊二を発見した采景の不機嫌な開口一番。

「何で、鬼畜が家に居るんだよ!」

視線を逸らし、羊二は小さな声で敬語の挨拶。

「……お邪魔、しています……」

そして、恨めしそうに保志に目で訴える。

采景は、学校の寮に入っているので週末にしか帰らないはず。そう、説得されて渋々……来たのに。

「てか、何だよ……このカオス」

でしょうね。男三人が上半身、裸(笑)

「あぁ、采景……お前も、脱いで見せて見ろ。」

保志のご機嫌が珍しく、兄貴loveな采景……

デレて、ブツブツ言いながらもネクタイに手を持って行く。

采景の学校は、ネクタイがスナップ。ブチリと取り外し、ボタンもスナップなので……

下から一気に力を入れると、簡単に前が肌蹴ます。

しかし……

「うわぁ~~采景、色……真っ白♪スベスベ……」

草樹が首元に抱き着いていたので、右側は見えない状態の中途半端。

「あんまり見えないけど、心臓の上にピンポイントか。それも、ちょっと……怖いな。」

保志は苦笑して、ニヤニヤ……

「何、キスマークとか見せ合ってたのか?」

采景の質問に、嬉しそうな保志……

またしても、ドヤ顔で采景たちに肩の噛み痕を見せる。

「へへっ。俺は、噛み痕……良いだろう?」

自慢した保志に、遠矢が口をはさむ。

「何だ?噛み痕の自慢だったのか……それなら、俺にもあるぜ?見せられねぇ~けどな。」と、下に指差す。

足を組んだ間のソコです……

全員が、無言で遠矢に視線を向けた。沈黙が数秒……

その沈黙を破るように、リビングに入って来たのは円華。

「ぎゃ!?なっ……何、皆……何で、裸なの??そんなに今日、暑い?外を歩いてきたけど、ここ……丁度いいわよ?男性は、体温が高いの?温度、下げたら良いのに。」

何も知らない円華。

遠矢のもたれている机に、冷房のリモコンを見つけて手を伸ばす。

遠矢、何を思ったのか……円華の手を捕らえる。

「え?何……」

一瞬の間……遠矢が円華のブラウスに指を入れて引き裂いた。

【ビリリッ……ブチブチ……】

撫でるように、肩を両手が滑って……白い背中を晒す。

「う……ぎゃぁああ!?」

慌てて、服を手繰り寄せ……涙目。

「お、お父さん……?酷い……うわぁあ~~ん!!」

リビングを走って逃げる円華を、全員が目で追った。

姉loveの采景も、さすがに尊敬の眼。

「……すげえ……さすが、嫉妬の諷汰さん。」

保志が羨ましそうに呟いた。

「背中、見えただけでも噛み痕が3つ。キスマークも半端ない……」

羊二は無言。遠矢は苦笑。

「前も、すげぇ~ぞ?古いのから新しいの、消えそうなキスマークだらけ。」

そんな中、草樹の視線は羊二を見つめる。

「……俺、疑問があるんだよね♪」

采景から離れ、ソファーに座った羊二の肩に手を置いた。

「何だ?キスマークは、無いって言ってたぞ?」

保志が、今回の鬼畜は面白くないと笑う。

「ま、俺はそんなのがあれば……許さないけどね?」

睨んだ采景に、視線を逸らして震える羊二(笑)

草樹が羊二の肩をグイっと、皆に背中が見えるように押さえつけた。

羊二の背中には、いくつもの引っ掻き傷。

……。

「こ、このっ……鬼畜があぁ!!てめぇ……麗季に、何をしたんだよ!!」

怒り爆発の采景に小さな声で抵抗。

「俺、鬼畜じゃない……」

「黙れ、この野郎……オヤジ、何か言ってやれ!!」

静かな声で、目を細め……口元だけの笑みの遠矢。

「羊二くん、説明……してくれるよね?」


羊二がどうなったのか……私は、知らないっす♪

そんな、作者の愛情は続く……




タイトル『サービスじゃ、ないですよ』

参考作品【おおかみで勝負】視点:作者(紫貴)

登場人物:草樹そうじゅ連歌れんか蓮美はすみ麒麟きりん


「て、事が昔……懐かしいな。何、連歌……見る?」

服を脱いで、キスマークと噛み痕をウキウキで自慢する草樹。

「草樹、珍しく昼間に来たかと思えば……麗彩に、そんな事をさせて喜んでいるのですか?」

若い嫁に、イチャイチャを語る草樹を微笑ましく見ていたのは、一瞬。

段々、腹が立ってきた連歌……小鹿を呼びます。

「何?連歌……大きな声を出さなくても、聞こえてるわよ。」

台所で、洗い物の途中……手に泡がついたのを慌てて拭きながら小鹿はやってくる。

椅子から立ち、キョトンとした小鹿の服をずらして、肩に噛みついた。

「ひゃ!?」

連歌のいきなりの行動に、抵抗するが……離れない。

「痛い……ヤダ、ちょ……んんっ」

歯型がクッキリ、唾液の流れる背中……勝ち誇ったような連歌。

小鹿は、フルフルと震え……草樹に見られた恥ずかしさに連歌を突き飛ばす。

「ばかぁ!!もう……一生、触らせないんだから!!」

走り去り、階段を駆け上がる音が遠退いて行く。

「あぁ~~あ、いじめっ子だなぁ。連歌……」

「ふふ、今夜も可愛がりますよ?」


【がちゃ】

小さな音で、リビングのドアが開く。

「お、蓮美……お帰り。」

「ただいま、帰りました。草樹くん、いらっしゃいませ。」

丁寧な挨拶。

その後ろで、小さくなった麒麟が「お邪魔します……」

連歌の機嫌が悪くなる。

それを感じた草樹がイジワル。

「麒麟、お前……雨の日に蓮美を押し倒してたよね♪」

麒麟が青ざめます(笑)

「ほう。鬼畜……いい度胸じゃ、ないですか。」

「な、未遂だよ!!何も、してない……していません!」

必死で、首を振る麒麟。

「そうなのです。でも……麒麟の胸元には、私の“しるし”があるのですよ。」

「ちょ、蓮美!?今、それを言わなくても良いよね??」

「麒麟……私の事、キライですか?」

どんどん追い詰められる麒麟。

「あうう……うわぁ~~ん!!大好きだよ!!」

叫んで、走って逃げる麒麟。

足は、麒麟の方が早いので連歌は追いかけません。

しかし、携帯で電話……

「あぁ、羊二……この日曜日は、動物園です。車を準備しておけ!は?てめぇ~の息子、肉食系の動物のエサにしてやるのです!!」

怒り狂った連歌を無視して、草樹と蓮美……

「……蓮美、連歌の娘だよねぇ。似てるよ♪」

ニッコリ爽やかな笑顔の草樹。

「……草樹くんは、双子なのに……ちょっと、違うのです。」

無表情でフフッと笑う蓮美……


麒麟がどうなったのか?ふふふ……私は、知らない♪

これは、連歌ファンへのサービスじゃなく……作者の麒麟への愛情だ!!(←え?)




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