18発目
「何が起きている!!」
突然の出来事に戸惑いが隠せないハンマーヘッド。
「&%#%&#)#!!」
「た・・・助け・・ぎゃっ!!!!!」
戦闘員を噛み砕く謎の怪人。
「おい!サメ野郎!!あれはブリューナクの怪人じゃないのか!?」
「俺が聞きたいくらいだ!!あんな奴見たことも無い!!」
「%$”$%%&Y"!!」
奇声を上げなおも戦闘員を喰らう怪人。
「おのれ!!これ以上俺の部下をやらせるものかよ!!」
「お、おい!!サメ!!」
俺も立ち上がろうするものの最初の一撃が効いてるのか、立ち上がれない。
頭に血が上ったのかハンマーヘッドは謎の怪人に殴りかかる。
「ハンマープレス!!」
おそらくハンマーヘッドの必殺技であろう一撃。
その重い一撃は大地を凹ませるほどのものだった。
「貴様は派手にやりすぎた・・・!!」
「#$%$&Y#'#7(#77ket!!」
「ゴバッ!!」
「なん・・・だと!!」
それは油断だった。
ハンマーヘッドはその一撃に自信があったのだろう。
砂煙が晴れるより早く背を向けてしまったのだ。
ハンマーヘッドの胸板を異形の手が貫いていた。
「お・・・の・・れ」
ハンマーヘッドは倒れた。
「4#&%’#(3!!」
怪人はまた手当たりしだい戦闘員を襲いはじめる。
ボスも倒された戦闘員たちは戦意を完全に失っている。
いや、一般人も戦闘員も関係ない。
このままだとこの浜辺が地獄絵図になってしまう。
「た・・・たたたたたすけて」
戦闘員がまた一人追い詰められる。
「#$#%”&&’&()()!!」
怪人が腕を振り下ろした刹那。
「うおりゃぁぁぁあああ!!」
「バキッ!!」
大吾もといソルブレイバーが怪人を蹴り倒す。
「早く逃げろ!!」
「な・・・なんでお前が・・・」
困惑気味の戦闘員。
「僕だって不本意だ!!だけど僕はヒーローなんだ!!」
「・・・・」
「・・すまん」
戦闘員はその場を後にする。
「さぁ!こい!!僕が相手だ!!」
「#$&’())’(’&%$””$!!」
怪人はソルブレイバーを睨み付け・・・飛ぶ!!
「は、早い!!」
「ドガン!!」
「大吾!!」
大吾のガードは間に合っていた・・・が
怪人はお構いなしに殴りつけ、ぶっとばす。
「がっ・・は!!」
「無茶苦茶しやがる!!」
連日の戦闘で回復が間に合わない自分が不甲斐無い。
このままでは大吾が・・・。
「$#%#’())=&TJE!!」
怪人はよろけた大吾に飛びかかる。
「ガシッ!!」
「おいおい、遊びすぎだコノヤロウ」
何が起きてるのかわからない。
またしても怪人が現れた。
黒光りする鎧、緑色のライン。
「き、君は・・」
大吾が起き上がりながら問う。
すると黒い怪人はチャラけた感じで一言。
「企業☆秘密☆」
「#$%$&#(O&!!」
謎の怪人はまたも猛威を振るおうと腕を振り払った。
「おっと!!」
黒い怪人は少しバックステップする。
「よし!あんま時間もないしパパッと終わらせますかね」
「ファイナルジャッジ!!」
黒い怪人はそういうと左腕から光を放ち始めた。
「%$%$”&($(4!!」
「おせーよ」
「ライジングサン!!!!!」
「”$%($)&=」
黒い怪人は光をまとった左腕で謎の怪人のハラワタをえぐりぬいた。
謎の怪人は灰になって消えた。
「す・・すごい」
「じゃ~な大将!!ナイスファイトだったぜ」
大吾にそう声をかけると黒い怪人はその場を去る。
「そっちの兄ちゃんもおつかれさん!!」
「お、おう」
大吾が俺のところに駆け寄り身体を起こしてくれながら
「なんだったんだろうね?悪人じゃないみたいだけど・・・」
確かに悪人レーダーは無反応だ。
「・・・まぁ、ともあれ助かったな今回はやばかった」
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「だ~か~ら~なんも無かったって!!」
「嘘おっしゃい!!あんな派手にやっておいて
よくもまぁ、いけしゃあしゃあと!!」
「まぁ、いいじゃんオメガは倒せたんだし・・・ねっ☆」
「なにが「ね?☆」よ!帰ったらお説教だからね!!」
「無慈悲!!」