表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/18

15発目

大吾の日

どす黒い殺気を放つディアボロス。


「・・・・と、言うものの」

「今日はもう疲れたから帰って寝る!!」

なんか言い出した。


「逃げるのか!!」

僕はがなりたてる。

「ち~が~う~よ~!!」

「お前らを殺るのは簡単だけどまだやることがいっぱいなんだよ」

気の抜けた声でディアボロスは僕たちに背を向ける。

「・・・まぁ、なんだ、お~ぃ!ミドガルド君!!後は任せた~」

ディアボロスはそう言うと、指を鳴らした。

「な・・・なんだ!?」

突如、地響きが起こる。

地中から巨大な亀が現れた。

「じゃ、あと任せたわバイバ~イ(#゜Д゜)/~~」

「ま、まて!!」

一歩踏み出そうとすると巨大な亀が立ちはだかる。


「ぶぉおおおおおおおおおおおおおおお!!」

「・・・」

デススティンガーはボロボロの体で立ち上がろうとする。

「兄ちゃん・・ここは、僕に任せてよ」

「・・・大吾」

「ダイジョブ!それに今、戦う元気僕の方が残ってるよ!」

「・・・ヘマすんなよ?」

「任せとけって!!」


僕と亀の戦闘が始まった。


*****

「ガキーン!!」

亀の装甲は僕の攻撃をモノともしない。

「これならどうだ!!ブレイブキーック!!」

「ぶぉおおおおおおおおおお」

「こなくそ!!!」

「ガキーン!!」

亀の攻撃はどれも強力そうだがその巨体のせいか

一発、一発はそれほど早くは無い。

でも、その装甲は僕の攻撃では傷一つつけられない。

「参ったね、こりゃ」

「ぶぉおおおおおおおおおおおおお」

「・・・っと!!」

どうする?致命傷が与えられない。

「ぶぉおおおおおおおおおおおおお」

亀が一際大きく叫ぶと甲羅からカメッ〇スよろしく巨大な大砲が現れた。


「ぶぉおおおおおおおお」

甲羅に身体を収納する亀、その体に光を帯び始めた。

「これは・・・まずいんじゃないか」

ヒーローの感的なモノがビンビンきてる。

これを発射させちゃいけない、第六感がそう告げてる。

「・・・どうする!?このままじゃ!!」


「大吾!!コレを使え!!」

「!!」

デススティンガーが僕に「竜槍スマウグ」を投げてきた。

「・・・収納部を狙うんだ!」

デススティンガーは亀の頭部のが引っ込んだところを指す。

「・・・正直、それでダメなら終わりだ」

「・・・・やってやるさ!!」

僕はスマウグを手に駆け出す。

「うぉおおおおおおおおおおおおおおおおお」

「貫け!!」


「ブレイブクロス!!!!!!」


瞬間、刃の先端が亀の装甲を破った。

そしてそのまま突き抜ける。

「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」


「カッ!!」


激しい光を放って亀は塵になって消えた。


「・・・・ふぅ~、ギリギリセーフだ」

思わず腰を落としてしまった。


「千晶兄ちゃん立てる?」

「・・・・無理w」

「しょうがないな~」

千晶兄ちゃんに肩を貸し、立ち上がる。

「・・・あ、ビール買って無い」

「流石にマスターも寝てるでしょ?」


「だといいけどな~」


*****


「高松く~ん!!ビールまだ~・・・・ぐかぁあああ」

案の定、マスターは酔いつぶれて寝てたとかなんかそんな。



あざーす

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ