11発目
(゜Д゜)
ある日の午後。
「ふはは~!!恐ろ~!!跪け~!!」
お決まりのようなセリフを叫び散らしながら怪人が暴れてる。
「そこまでだ!!」
そしてお約束。
「ソルブレイバー見参!!ド━(゜Д゜)━ ン !!!」
めんんどいから以下略。
「おのれ~!!ソルブレイバー!!!!!」
とか叫びながら爆発する怪人。
「ありがとう!!ソルブレイバー!!」
街の人たちが歓喜を上げる。
「この街の平和は私が守る!!さらば!!」
親指を( ´∀`)bグッ!ってしてから、ソル・・もとい大吾がフェードアウト。
だいぶ知名度と評判が広まったのか、今やソルブレイバーは有名人だ。
***グットスマイル***
「ありがとうございます~、またどうぞ~♪」
今日もまったりな営業。
「ちわ~っす!!」
大吾がやって来た・・・女の人連れて!!!
「チアキ兄ちゃんマスターいる?」
「リア充爆発な」
「・・?ねぇ?マスターは・・」
「爆発な?」
「いや、だから」
「エクスプロージョン」
「だぁぁあ!もう!!!」
「あ、あの~・・・」
大吾の後ろにいた女性が口を開ける。
「あ、弟がいつもお世話になってます。」
(俺の)世界に平穏が訪れた。
「あ~・・・・いえいえ、とんでもない('∀`)」
そして大吾が少しイラつきながらリピートする。
「んで、マスターは?いるの?いないの?」
「悪かったてwwマスターは今買い出しに出てるよ」
「すぐ戻る?」
「おぅさ」
ふむ、と大吾が考える人のポーズをとったのを見て
「急ぎじゃ無いならここでまってりゃいいじゃん?コーヒーくらいおごるぜ?」
と、提案。
「・・・そだね、んじゃ、少し待とうか。てか気前いいね?」
「パチンコ勝ったからな」
くぃくぃっと手を捻って見せた。
「あ、お姉さんもどうぞ。」
「いいんですか?」
「どうぞ、どうぞ遠慮なく」
「では、お言葉に甘えて・・・」
そしてニコッ!!スマ~~~イル!!超美人!!
お姉さんにコーヒー、大吾にカフェオレを作って振舞う。
「わぁ、美味しい」
「あ、牛乳が若干強いよ!コレ!無いわ~(゜Д゜)」
同じ血が流れてるとは思えない。後でこっそりそのカフェオレに梅干やらタバスコやらいれてやろう。そうしよう。
「もう!この子ったら!!スイマセン」
すかさず謝るお姉さん。健気やわ~!!
「はは、いいんですよ。あ、俺、高松千晶っていいます。」
「あ、大吾の姉の彩香です。」
さり気なく自己紹介とかして和気あいあい。
今日訪ねてきたのは何でもお姉さんがアルバイト探しだとか。
もっと言うともうマスターと話を済ませ、GOサインが出てるとか。
今日は下見と簡単な研修の予定らしい。
大吾が言うには、
「ヒソヒソ・・・いやさ、最近物騒じゃん?」
つまり自分の目が届かない時、俺がいればなんとかなるでしょ?的な。
「ヒソヒソ・・・元幹部に頼るコトじゃなくね?ヒーローとしてその発想はどうよ?」
「ヒソヒソ・・・兄ちゃんが僕のホントの義兄ちゃんになるチャンスでもある」
ふむ、タバスコ梅コンボはやめておいてやろう。
「ヒソヒソ・・・お前の兄は遠慮したいが、一理あるな、ワンチャン」
「あの~・・・?どうかしました?」
***ブリューナク一室***
「・・・何のつもりだ?」
ガーランドは静かに立ち上がる。
「ふふ、これは・・・そう、侵♥略♥ですわ」
バルバロッサの手には何やら光る青い球体。
「貴様・・・!!」
青い球体から発せられる光がガーランドの力を奪う。
「あなたは・・・こだわり過ぎたの、デススティンガーに・・・」
バルバロッサは冷たく言い放つ。
「・・・くっ!!」
ガーランドがバルバロッサを睨みつけた刹那、
「んじゃ、バイバ~イ♪」
ディアボロスの不意打ちだった。
ガーランドの身体に巨大な刃が突き刺ささった・・・
「ぬぐぁあああああ!!」
そのまま海上に放り出された。
「あ、思わず外に投げちゃったΣ(゜Д゜ υ) アリャ」
「・・・いいわ、どうせ虫の息よ大してもたないわよ」
バルバロッサは確信していた。
「ふふ、これさえあれば何も怖くないわ」
「この、ブルーコスモさえあれば・・・」
あざーす