まとめ 24日目 モバイルアプリ作成の手順:GooglePlayのための作業②
引き続きGooglePlayのための作業です。
===== バージョンの設定 =====
実の所、バージョンの設定は不要の可能性があります。
と言うのも、GooglePlayにアップした後、修正版をアップしたい場合を除き出番はありませんので。
ただ、そのような事態になった場合は必須の作業です。
(バージョンが上でないとGooglePlayはアップロード自体受け付けません)
修正自体は、VisualStudioCodeでもAndroidStudioでも構いません。
(ただし、これが必要な状況ではソースコードの修正が伴うでしょうが)
android/app/build.gradle
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android {
compileSdkVersion rootProject.ext.compileSdkVersion
defaultConfig {
applicationId "start.gamebook.sample0009"
minSdkVersion rootProject.ext.minSdkVersion
targetSdkVersion rootProject.ext.targetSdkVersion
versionCode 2 ← ここと
versionName "2.0" ← ここ
testInstrumentationRunner "androidx.test.runner.AndroidJUnitRunner"
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前にアップしたアプリよりも大きなバージョンにする必要があります。
アプリのバージョニング | Androidデベロッパー
https://developer.android.com/studio/publish/versioning?hl=ja
===== ビルドタイプをReleaseに変更 =====
この設定はBuildメニュー → BuildVariantsで行います。
画面左下にBuild Variantsの設定領域が出ますので、一番上の":app"を"debug"から"release"にします。
これを行わないと次の”難読化解除ファイル”が作れません。
(作るための設定自体は出来ます)
また、Release状態だと、公開鍵無しで実機で動かせないかもしれません。
(Debugに戻せば動かせます)
===== ”難読化解除ファイル”作成 =====
こちらは以下のサイトから情報頂いております。
【Android Studio】mapping.txt の作成方法
https://codeforfun.jp/android-studio-how-to-create-mapping-txt/
また同じサイト別ページで、ここで作った”難読化解除ファイル”のアップについても記載されています。
【Android Studio】難読化解除ファイル mapping.txt の場所とアップロード方法
https://codeforfun.jp/android-studio-path-to-mapping-txt-and-upload/
こちらは公式の同じ情報ですが正直難解です。
https://developer.android.com/studio/build/shrink-code#shrink-resources
前提として、ビルドタイプをReleaseに変更してください。
(上の項目参照)
難解ですが、公式の指示に従い、まず"minifyEnabled"を true にしてCtrl+Sで保存後、ビルドします。
(Buildメニュー → Make Project)
ビルド終了後、"shrinkResources true"をその上の行に追加し、保存後再ビルドします。
いつもより時間がかかりますが、"android\app\build\outputs\mapping\release\mapping.txt"が無事に出来上がります。
なお、私が慣れていないせいかもしれませんが、AndroidStudioよりVisualStudioCodeの方がファイルを探しやすいかもしれません。
(場所が判っているのでWindowsのエクスプローラでも構いませんが)
切りが良いので、ここで投稿します。
明日、『キーストア作成』と『署名付きアプリの作成』を行って、いったん中断します。
(GooglePlayにアップできるものが無いと話になりませんので)




