表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
37/61

ionicを試す 19日目 ゲームブックとionic

だいぶ手間取りましたが、セーブ・コンティニュー・統計情報等を除き、HTML版ゲームブックの再現成功しました。


ひとしきり、コーディングして思った点は3つあります。


・ionic用のデータはHTML表示を中心に考えると作業が楽

・その意味でゲームブックはionicに適した分野である。

・ただしHTML絡みの部分は、可能な限り、ionic提供の機能に頼るべき


今回のゲームブックアプリは、ブック全体およびページグループ毎の設定を記述した"Book.json"と各ページの記述をしている"Page.json"の2つのデータを使っています。


ブック全体の情報は、タイトルや著者、その他の情報です。


ページグループは、ボタンや各種テキストの表示を初期値として決めておくデータです。


複数視点のゲームブックなどでは使えるかもと思っていますが、新しいシナリオ書くところまで手が伸ばせていません。


各ページのデータは、ページをキーとして、ページのタイプと各種データが記載されています。


ページのタイプは


・'Select':選択肢を選んで次のページを決める

・'Judgement':サイコロを振り、基準値との大小比較で次のページが決まる

・'Multiple':サイコロの出目により、それぞれ次のページが決まる

・'Attack':”敵”と戦い、その勝敗により次のページが決まる

・'Flagcheck':所持しているフラグの有無により次のページが決まる

・'Statuscheck':HP、AP、GPの値と基準値を比較して次のページが決まる


ですので、HTMLの方には各ページタイプごとの領域を設け、その表示・非表示を"Type"で制御すれば良いので、極論を言えば指定ページのデータを読み込むだけでゲームブックっぽいナニカは出来る訳です。


この辺りはionicとAngularの機能に大変助けられました。


ただ逆に、例えば戦闘時の勝敗結果により背景色を独自コードで変えようとすると、多分ハマります。


少なくとも私はだいぶハマりましたが、『可能な限り、ionic提供の機能に頼るべき』と言うのがおそらく正解なんでしょう。


上記の例で言えば、ionicが用意している"ion-modal"コンポーネントを勝ち負け(あるいは判定成功・失敗)ごとに2種類用意しました。


ion-modal

https://ionicframework.com/docs/ja/api/modal


単純な基本の例

------------------------------------------

<!-- Default -->

<ion-modal [isOpen]="true">

 <ng-template>

  <ion-content>Modal Content</ion-content>

 </ng-template>

</ion-modal>

------------------------------------------


※注意点

上記の例ですと、バックのどこかをクリックするとモーダル画面が閉じます。

この場合は、モーダル画面上のボタンクリック時のみ、次のページに移行したいので、

' backdropDismiss="false"'と言うオプションをつける必要があります。

------------------------------------------

<ion-modal [isOpen]="true" backdropDismiss="false">

------------------------------------------


次回からは、ゲームブックの大まかな処理の内容について説明していきたいと思います。


それが終わればAndroidStudioのインストールと実機でのテストの予定です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ