開発環境の構築 必要なツールとコマンドプロンプト(あるいはPowerShell)
Windows10に前のバージョンのOSからアップデートした場合は、コマンドプロンプトですが最初からWindows10の場合は、PowerShellと名前が異なります。
ただ、操作上は問題ないのでお手数ですが読み替えてください。
また各ツールはバージョンアップによりインストール方法も含め、色々変わる事もあります。
(実際、SSを取るため環境の設定をやり直し中なのですが既に変わっていることもありました)
その辺りも含め、慎重に行ってください。
本当はPCをクリーンにして各ツール等のインストールからSS取りつつ、まとめたかったのですが、色々差し障りが出てきたので今回は無しで行きます。
(機会があれば試します)
さて、この『Androidモバイルアプリ制作 ゲームブック編』では、以下のツールを使います。
(いずれも無料で利用できます)
また、筆者の環境はWindow10 なので、それを前提に書きますが、他の環境でも読み替えれば何とかなる部分が多いと思います。
・Node.js
・Ionic CLI
・Git
・VisualStudioCode
・AndroidStudio
・JDK8
・Gradle
沢山ありますが、Windowsのコマンドプロンプトを通じて触る場合、どのツールかを意識する事は無いですし、他のツールの裏側で動くツールもありますので、実質3つ(あとはWindowsエクスプローラを入れて4つ)と思ってよいかと思います。
また、AndroidStudioとその下の関連ツールのインストールは役割が大きく違うので、後程、別に書きます。(動きを見るだけならば不要です)
---------------------<< コマンドプロンプト >>---------------------
さてコマンドプロンプト。
コマンドプロンプトの開始方法には幾つか方法はありますが、スタートボタンを右クリックして、真ん中あたりにある”コマンドプロンプト(C)”を左クリックするのが簡単です。
似た名前で、”コマンドプロンプト(管理者)(A)”もありますが気にしないでください。
(仮に間違えても、用途がここで書いている内容限定なら影響は無いです)
少なくともここで必要となる"コマンド"は、深刻な影響が出るようなものは無いので、ある程度気楽にお試しください。
また、何度か同じコマンドを使うことがあります。
その場合は、上下の矢印キーでそのコマンドが表示されますので、それもお使いください。
(うっかりミスも増えるかも?ですが)
---------------------<< "node.js"のインストール >>---------------------
さて上で紹介したツール達ですが、中で関係しあっていたりしますので紹介順のインストールをお勧めします。
まず、"node.js"。
"node.js インストール"でGoogle検索をおかけください。
公式のダウンロードページが最初に出てくると思います。
推奨版の"Windows Installer"をクリックでダウンロードできますので、それをダブルクリックすればインストールできると思います。
32ビット版の新規配布はすでに行われていないので、まず間違いなく64ビット版だと思いますが、一応、その点もご注意を!
---------------------<< "Ionic CLI"のインストール >>---------------------
上で"node.js"をインストール出来たならば、"Ionic CLI"はコマンドプロンプトを使ってインストールします。
(色々なツールをインストールして管理する機能も持っているとお考え下さい)
ですので、コマンドプロンプトを起動して、以下のコマンドで必要インストールに必要な機能があるかを確かめます。
"node --version"
"npm --version"
"v16.14.0"とか"8.3.1"とか応答があれば問題ありません。
次に"Ionic CLI"のインストールです。
次のコマンドを、コマンドプロンプトに貼り付けてエンターキーを押せばインストールできます。
"npm install -g @ionic/cli"
---------------------<< "Git"のインストール >>---------------------
以下のサイトから、『Downloads』の下からWindowsのロゴをクリックでWindows版のダウンロードページが表示されます。
https://git-scm.com/downloads
上の"Click here to download"をクリックで最新版( 64-bit version)がダウンロードされますので、それをダブルクリックで実行してください。
実の所、ほぼ出番はないかもしれません。
---------------------<< "VisualStudioCode"のインストール >>---------------------
一番重宝しているツールかもしれません。フォルダ内の検索や置換、入力補助機能には助けられました。
以下の公式ページからダウンロードしてインストールしてください。
Visual Studio Code – コード エディター | Microsoft Azure
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/visual-studio-code/
インストール後、(Pathの有効化のために)再起動してください。
その後、日本語化のための拡張機能をインストールします。
(と思ったら、インストール後最初の起動時にVisualStudioCode自身が『言語パックをインストールします』と表示して、指示に従うだけで日本語化されました。)