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ふみがたり  作者: 水瀬ふみ
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集中する、ということ

 人間、ついつい「あれもこれも」と気になることをしてしまうものだ。例えば勉強や、困難な業務を目の前にして、簡単な仕事……例えば部屋の掃除とか、優先度の低い依頼だとかを、先にしようとしてしまう。


 大きすぎるものがたちはだかると、ついつい及び腰になってしまうものだ。そして、他に何もやることがなくなって、どうしようもないところになって、しぶしぶ本来の課題に取り組むことになる。そんな経験を、読者諸氏も体験したことがあるのではないだろうか。


 これは、物語を書くときにも似たようなことが言える。例えばついSNSを覗いてしまうとか、スマートフォンの返信を気にしてしまうとか、だ。自分でよくあるのは、BGMが欲しくなって動画サイトを開き、そのまま動画を見てしまう、ということである。だが、そんな集中していない状況で、いいものが書けるはずもない。


 一球入魂、という言葉がある。もともとは野球の世界から生まれてきた言葉だが、物語を書く時にも同じことが言える。言い換えれば、一筆入魂、といったところか。真摯に物語と向き合い、自分が書きたいことを文章として形に残していく。そのために、何かをしながらダラダラと書くのでは、魂がこもるはずもない。

 集中する、ということは、何事においても重要なことなのである。

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