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ふみがたり  作者: 水瀬ふみ
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仲間と過ごす、ということ

 大勢と一人、どちらが気が楽か、と言われれば、それはもちろん後者である、と自分は答える。元来あまり人付き合いが得意な方ではないし、仕事で嫌でも人間と関わっていく以上、休日の自由になる時間ぐらいは一人でいたい、というのが本音だ。


 ところで、先の三連休、かつての職場の同僚たちと九州へ行ってきた。酒を飲んで買い物をするという、ちょっとした小旅行だ。つまり、せっかくの休日を他人と過ごすことになったわけだ。


 しかしこれが憂鬱かと言うと、存外そうでもないものだ。気の置けない仲間たちと、美味い料理と酒を飲みながら他愛もない話に興じるのは楽しいし、酒に酔った勢いで何軒も店をはしごして、ホテルまで馬鹿話をしながら歩く……そういう経験は、大変に楽しいものなのだ。


 つまるところ、自分が楽しいと思うことをすれば、心は安らかになるものだ。嫌だ嫌だと思っているならば、一人でも複数人でも面白くないし、逆もまたしかり、である。

大変シンプルな話であるが、仕事ではそううまくいくことではない。休日だけでも、自分の心に素直な時間を過ごしたいものだ。

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