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ふみがたり  作者: 水瀬ふみ
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覚悟を決める、ということ

人生というものは、決してこうと安定した未来が保証されているものではない。自分は元来楽観的というか、物事を深く考えない性格であるため、大学を卒業する頃まで、未来というものに漠然とした希望というか、まぁなんとか明るい世界が待っているのだろう、程度の認識しか持っていなかった。


むろんその考えが甘いことは社会に出て、文字通り身をもって知ることになるのだが、それでもなんとか持ち直してこうして駄文を綴る程度には余裕のある生活を送ることができている。結局はなんとかなっている、ということなのかもしれない。


だが、人生にはその節目節目で、覚悟を決めて決断しなければならない時が何度か存在する。進学先を決めたこと、就職先を決めたこと、仕事を辞めること、再び就職すること……今振り返ってみると、知らず知らずのうちに、たくさんの決断をしてきたものだと思う。その決断の結果が、今こうしてここにいる自分なのだ。


これからも、大きな決断を迫られるときがある。実際に、それが少しずつ形になっていることもある。確かに、未知なることには不安が多い。本当に大丈夫なのか、生活が脅かされないか、考えてみてもきりがない。

ある程度考え、慎重になる必要もあるが、考えて行動を起こさないだけでは結局何も変わりはしない。

なんとかなるさ、で決断しなければ、自らの手で運命をつかみ取ることなどできはしない。時には考えることをやめ、一歩踏み出すことが重要になってくるのである。

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