健康に気を付ける、ということ
体の健康に気をつけること。
これは、先だって書いた、三十年前に埋められたタイムカプセルの中から自分に届いたメッセージの中にあった言葉だ。家族全員が寄せ書きのように書いたメッセージの中で、意図はしていないだろうが、何人かが偶然同じように書いていたことだ。
子どもの頃は一日寝れば治っていた風邪も、四十近くなると一週間は治ってくれない。それだけ人間としての生命力が落ちているということであろうが、今その時分になってみると、この言葉の意味がよくわかるようになってきた。
子どもの頃は、学校を一日、長くても二日休んでいれば十分だった。今では、一週間も仕事を休めば、チームに大きな迷惑をかけてしまう。しかし無理をすれば風邪の感染源になってしまったり、ぼんやりした頭でミスを繰り返すのも想像に難くない。
だからこそ、今この言葉をかみしめる時がきたのだろう、と思う。
仕事だけではない。自分のプライベートの予定も崩れてしまうし、友人にも心配をかけてしまう。そして自分自身はつらく苦しいと、いいことは何もないのだ。先に書いたように風邪程度も許容できない社会というのもいかがかと思うが、それでも健康に気をつけることは極めて重要なことである。
いい大人になったのだから、もう少し体調にも気を配れるようになりたい、と思う。周囲の人にも、自分にも、それが優しいことだろうから。




