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転生者は、全てを思い出す

初めての作品です。

皆さんに楽しんでもらえたら嬉しいです。

「あ、やべ。思い出した。」


幼馴染に手を引かれて走っている最中、ふっと全てを思い出したのだ。

それこそつくしがパッと地面から顔を出したように。

……いや例えが分かりにくいわ。忘れて。


それにしても、今まで疑問だったことも全て解決だ。

逆によく思い出せなかったな私。

なにも考えてないようで本当になにも考えてない系女子の名は伊達ではなかったらしい。


(せっかくならもっと早めに思い出したらよかったのに。)


「おい、おい!モブ!」


も、モブ?あぁ忘れてたよ。ごめん。


幼い頃、レイ・モブロードという名前からモブという私ぴったりのあだ名をつけたこの少年。

私を射殺さんとばかり睨みつける金色の瞳。

彼のイメージ色ぴったりの赤色の髪。

同い年とは思えないくらい出来上がっている顔。

側から見れば、そりゃもうイケメンの優良物件。


「なにぼーっとしてんだ!グズ!もっとはやく走れよ!」


「ああ、うんちょっと考え事を……」


「ああ!?んだとゴラァ!!こんなときになに考えてんだ!!!置いてくぞバカ!」


「ああうんでもちょっと頭が混乱して…ってこんなとき?」


「とうとう記憶力まで失ったか単細胞!!……っ!!おい!!!」


幼馴染が強く私の腕を引くと、さっきまで居た場所に深く爪痕が残っている。


(あれ…そういえばなにかから逃げてたような)


「あ、ありがとうアル」


「死にたくねぇなら走れ!!早くしろノロマが!」


そう、彼こそ。

アルフレッド・フォスフォール。

私のツンギレな幼馴染にして、あるゲームの主人公でもある、この少年のことを全て、思い出した。


短くてすいません(汗

次回から頑張ります…

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