表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
盗人少年と侍少女  作者: チョコパン
迷路街
31/31

三十一話

「ようこそクロノコイン交換所へ」

クロノコイン交換所へ入るとジェリーさんが迎えた。

「おー、きれい」

交換所はとてもきれいだった。外側のレンガとは裏腹に赤い絨毯が床に敷かれていて、ふちが黒で中が赤の壁、天井にはシャンデリアが飾られいる。そして川の字にガラス製の商品棚が並んでいた。


「いろいろ見てな。気に入ったやつがあったら言ってくれ」

と言ってジェリーさんは真ん中のレジらしいテーブルの後ろに移動した。

「たくさんあるね」

カルナさんはそれぞれの棚を見ていった。量は一つの棚に50種類ずつあり、見ていくのが大変だった。



「思ったより高いな」

そこには武器や防具、アイテムが売られていたが、どれもコインが1000以上いる。けど俺たちのコインはカルナさんでも122個しかない。

「それはまだ小物しか倒していないからよ」

ジェリーさんがいいことを教えてくれた。確かに俺たちはまだ小型クロを倒していたばかりだった。そして先ほど青年の人間型のクロを倒したばかりだ。

「まぁ、でも私が呼んでおいて一つも買えないとなるとさすがに酷ね」

といって一枚の紙を取り出した。

「これを100コインで売ってあげる」

ジェリーさんがカルナさんめがけて紙を投げた。それはきれいにカルナさんの手の上に乗る。

「地図よこれ」

カルナさんは触れた瞬間アイテム説明欄が流れ商品を知る。そこには、『迷路街の地図』と書かれていた。

「いいんですかこれ!」

思わぬ収穫に俺は喜んだ。カルナさんも満足げですぐに購入した。

「その代わり、一枚だけよ。二枚目が欲しかったらもっとコインを収穫しなさい」

(なるほど、コインがなくても地図は必ずもらえるイベントなのか)

のちに地図の値段を見るとコイン5000個だった。

「たけぇ」




「だった。一応これも渡しておくわ」

さらにジェリーさんは紙を紐で閉じたものを二つ用意していた。

「これは?」

紐を開けたら何か起きそうだったので、開かずに聞いた。

「討伐依頼といえばいいのかしら、そこ紙に書いてあるモンスターを討伐数分倒して私のところに来たら報酬がもらえるの。とりあえずは簡単なものから」

といよいよRPGみたいな討伐クエストが出てきた。

とりあえず紙を開くと、

「小型クロ × 20」

「中型クロ × 15」

と書かれていた。そしてその下に

「報酬 クロノコイン × 50 、経験値 小」

「報酬 クロノコイン × 100 経験値 小」

報酬が書かれていた。

「『経験値 小』ってどのくらいだろ」

いままで経験値が数字で出されたことはなかった。あったのは次のレベルまでのゲージだが、どのくらいでレベルが上がるかがはっきりとはわからない。


「ちょっとステータスカードを見せなさい」

また助力してくれるのかとジェリーさんにカードを渡す。そしてカードをまじまじと見た後、答えた。

「このくらいだと1割上がるくらいかしら。意外とレベルが高いわね」

レベルの高さに褒めてくれた。けどたったの一割か。よくあるゲームみたいに一気に数レベルくらい上がるかと思っていた。


「でも一割もでかいと思よ。小型クロ倒してもそんなにもらえなくなってきたし」

クロをたくさん倒していたカルナさんはその多さに実感していた。20体くらい倒しても1レベル上がるか上がらないかになっていた。

「それなら得か」

ジェリーさんからカードを返してもらい、経験値のところをじっくり見た。

「なら次は討伐も兼ねて検証してみない?」

とカルナさんが提案してきた。

「賛成」

丁度確かめたかったのですぐに賛成した。


「じゃ、たくさん倒してきなさい!」

そして俺たちはクロノコイン交換所を後にした。




「まずはどちらか合わせないとね」

二人ともきりがいいところにゲージがなかった。

カルナさんが7割、俺が3割のところにゲージがある。

「このゲージにメモリとかつけれたらいいんですけどね」

まずはカルナさんに合わせることにした。


________ヌッ

カードを確認してると小型クロ×3が出現してきた。

「きたよ!」

と掛け声と同時に1体倒していた。そして俺が1体倒し、その間に3体目も倒していた。


「ん~わからない」

カルナさんも俺もゲージがどのくらい進んだかわからなかった。3体程度が変化を感じられない。

「そういえば」

俺は先ほどもらった討伐依頼の紙を取り出した。

「お、減ってる」

そこには

『小型クロ × 17 (-3)』

となっていた。だんだんゲーム味が強くなってきて楽しくなってきた。

「よし、たくさん倒すよ~」

と言ってカルナさんはダッシュで街を駆け抜けていった。







・海斗

レベル52

攻撃力 10

防御力 20(36)

すばやさ 41

魔法攻撃力 8

魔法防御力 8

・スキル  

バックステップLv3 

窃盗Lv.1 

暗闇目視Lv.1 

無音歩行Lv.1

超観察眼Lv.4

逃げるが勝ちLv.1

所持金 63750G

クロノコイン所持数 109


・カルナさん

レベル52

攻撃力 25

防御力 22(46)

すばやさ 27

魔法攻撃力 4

魔法防御力 4

・スキル 

バックステップLv.1  

動体視力アップLv.2

ジャンプ力アップLv2

居合い切り強化Lv.2

炎切りLv.1 

気配探知Lv.1

雷切りLv1

所持金 77750G

クロノコイン所持数 128

ポイント

カイト ステータス10 スキル18 カルナ ステータス9 スキル23

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ