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盗人少年と侍少女  作者: チョコパン
迷路街
29/31

二十九話

「まずは防御から上げて行こうかな」

ステータスカードを見ると2人とも防御力が低いことが分かった。

「どこまで上げる?」

現在二人の防御力は

カイト→10    カルナ→12

だった。俺に至っては攻撃力も低いので、素早さを封じる敵にあったら負ける確率が高くなる。

「とりあえず、ポイントは俺が19、カルナさんは18あるから10くらい振るかな」

そう決めると俺とカルナさんは10ずつ振った。そのあとにゲームではよくある、あるものがないのに気付いた。

「そういえば、鎧とかの装備ってあるのかな」

カルナさんも装備を買いにショップに寄ったことがあったので試しに聞いてみた。だが、カルナさんも装備は武器以外見ていないようだった。



「店員さん、この近くにショップはありますか?」

カルナさんが、店員に聞いてくれた。今度は地図を借りられなかったものの、すぐ近くにショップがあることを教えてくれた。

「この位置ならマップ移動が入っても離れないから大丈夫ですよ」

その助言を受けてすぐに向かった。本当に近く2件家をまたいだところにあった。


_____ガチャ・・・。チャリンチャリン~

「いらっしゃい!」

商人は店の真ん中で立っていた。見た目はゴツイおっさんで黄昏村の商人と体格は似ているが顔が違う。この店は黄昏村の商店と違って少し大きく、地図、剣、ポーションが棚に飾ってあった。

早速近づくと、何が欲しいのかを聞いてきた。

「防具ってありますか?」

商人は俺とカルナさんをみて少し悩んでいた。

「君たちに西洋の鎧とかは合わなそうだな」

盗人と侍、確かに合わなそうだった。侍には兜などありそうだが、そうなると武士扱いになるのか。


「そうだ」

ピンと閃いた商人はカウンター裏へ入っていった。その先は俺達でも入れなかった。中からガチャガチャと音が鳴り、音が止むと裏から出てきた。

「これならどうだ」

商人が持ってきたのは籠手だった。もちろん足に付ける用もある。

「防御は少し薄いが、これなら動きもそこまで軽減しないだろう」

試着できたのでさせてもらった。

俺の場合は籠手が見えているので少しゴツく見えた。カルナさんは着物で籠手が隠れているので見えなかったが、足の方は少し見えていた。

「動きはどうだ」

店内を走ってみた。少し重くなったものの違和感はなかった。

「これなに?」

カルナさんは購入しようとカウンターのところへ行くと、テキストが表示された。


『普通の鉄の籠手』

防御→8

鉄でできた籠手

1200G


『普通の鉄の脛当すねあて』

防御→8

鉄でできた脛当て

1200G


テキストの内容は防具の詳細だった。商人に籠手と脛当てでこれ以上のものはないかと聞くと、「いまはない」と答えた。まだレベルが足りないのだろう。

とりあえずそれぞれ籠手と脛当てを買い、カルナさんは追加で腹当てまで買った。もちろん値段は同じで鉄だった。

購入が終わり、装備する。そしてステータスカードを見ると防御力が上がっていた。


カイト

・20(36)

カルナ

・22(46)

カッコの中が防具付きの防御力だと商人は教えてくれた。防具をつけたことにより素早さは俺が2、カルナさんが3落ちていた。だがカルナさんは防御力が全ステータス上最高になり、俺の防御力も2番目とだいぶ上がった。


「でも攻撃には武器をつけてもカッコが付かないのね」

ステータスカードみても攻撃力のところにはカッコがなかった。商人はそれをみると得意そうに答えた。

「武器に関してはそれぞれの効果、瞬時に取り外したり入れ替えたりすることができるからカッコはつけられてない。実際の攻撃力を知りたければ、自分の攻撃力分に武器の攻撃力を足せばいい」

と丁寧に教えてくれた。そうなると俺の持っている短剣が8、カルナさんの刀が20となっていた。そうなると攻撃力が


カイト

・10→18

カルナ

・25→45

こうなると大分差がついているんだと思い知らされる。だが弓の効果をみると射程によって攻撃力が変わるようだった。最適射程にいくと攻撃力が20あがる。そこは素早さと組み合わせることができたらいい武器になると思った。


「それと防御力にはさらに補足がある」

商人の声が少し低くなり、深刻な顔をしていた。


「いまつけた防具はモンスター相手だと装備するだけでどこでもダメージを受けても防御力が反映される。だが、プレイヤー相手だと少し変わる。ちゃんとつけた防具で防御しないと意味をなさない。だから籠手を着けたとしてもプレイヤーに防具をつけていない肩を切られたらあっさり切られる」


非常に重要なことを教えてくれた。ってことはプレイヤーに対してこの装備は大して効果がないように思える。

「それと魔法攻撃等に関しては防具によってどこに被弾しても軽減してくれる防具もあるらしい。いまのとこいえるのは、モンスター相手でもできるだけ防具のついているところで守った方がいいってことだ。そこで戦闘に慣れておけ」


助言をしっかりと聞いた俺達はお礼を言って、ショップを出た。



・海斗

レベル51

攻撃力 10

防御力 20(36)

すばやさ 41

魔法攻撃力 8

魔法防御力 8

・スキル  

バックステップLv3 

窃盗Lv.1 

暗闇目視Lv.1 

無音歩行Lv.1

超観察眼Lv.4

逃げるが勝ちLv.1

所持金 62600G

クロノコイン所持数 83


・カルナさん

レベル51

攻撃力 25

防御力 22(46)

すばやさ 27

魔法攻撃力 4

魔法防御力 4

・スキル 

バックステップLv.1  

動体視力アップLv.2

ジャンプ力アップLv2

居合い切り強化Lv.2

炎切りLv.1 

気配探知Lv.1

雷切りLv1

所持金 75600G

クロノコイン所持数 102

ポイント

カイト ステータス9 スキル17 カルナ ステータス8 スキル22


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