短歌まとめ
「飛べないよ。羽根なんてない」嘲笑う君を背にして空に飛びたつ
どうしても言えない言葉(あなたには)「わたしはそうは思わないけど」
思い出は褪せて残るの。君と見た色づく秋の入相の海
「月なんて消えてしまえばいいのにね」君の台詞の「ね」がつきささる
皮肉さえぼくの前では無意味だと哂うあなたの鈍感は嘘
本気だよ。ずっと前から君が好き(これからも、とは言えないけれど)。
春雨だ濡れていこう、と閉じた傘彼にわたして歩き出そうか
「飛べないよ。羽根なんてない」嘲笑う君を背にして空に飛びたつ
どうしても言えない言葉(あなたには)「わたしはそうは思わないけど」
思い出は褪せて残るの。君と見た色づく秋の入相の海
「月なんて消えてしまえばいいのにね」君の台詞の「ね」がつきささる
皮肉さえぼくの前では無意味だと哂うあなたの鈍感は嘘
本気だよ。ずっと前から君が好き(これからも、とは言えないけれど)。
春雨だ濡れていこう、と閉じた傘彼にわたして歩き出そうか
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