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夏生詩集

星を見ていると

作者: 夏生

星を見ていると


あちらの住人も


こちらを見ているような気がして




こちらに興味津々になりすぎて


遥々と円盤飛ばして来たりして



すぐにどこかへ消えてしまうのは


イメージと違ったから


生理的に受け付けなかったから


意外と目立って恥ずかしくなったから


かも、しれない




事前に来るとわかったら


オリンピック招致なんて比じゃないほど


あっちこっちで来星者招致のアピール活動するだろう


それならいいが



いわれのない危険性を持ち出して


異星人襲来!


侵略だ!攻撃だ!


と、


すぐにキナ臭い行動をとりそうな


気がして


そんな映画をこの星の住人はごまんと作っているから


おそろしいもの




いつかこの星を飛び出して


他の星へ出かける日が


来るかもしれないって


ニュースではロマンチックに報道されたけど


この星も我々のものだ!


と、ド派手な旗を突き立てる


なんて、不粋なことは


間違ってもやらないで




あなたの星があまりにも綺麗だったので


来てしまいました、と


素直に伝えればいい











































































































































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