第87話:世界は「楽園」へ! 210人の嫁と作る新時代の地図
神との対決を制し、名実ともに世界の頂点を超えた存在となったユートス。
彼が最初に行ったのは、210人の嫁たち一人一人の「夢」を叶えるための世界再編だった。
「……ユートス様、私の夢……。獣人たちが差別されず、毎日お腹いっぱい肉を食べられる国、もうできちゃいました!」
獣人のミャオが、フカフカの毛並みをユートスに擦り付けながら報告する。
「ああ、知ってるよ。……アリエルが治安を守り、リリアが森を豊かにし、フィオナが自動調理機を作ったからな。……お前の夢は、もうみんなの夢なんだよ」
ユートスは城のテラスから、眼下に広がる『新世界エデン』を眺めた。
かつては魔界だった場所、荒廃していた王都、紛争の絶えなかった国境線。
それら全てが、今や210人の嫁たちがそれぞれの専門知識を活かして統治する、地上最高の「特区」へと生まれ変わっている。
「……ユートス。……でも、一つだけ足りないものがあるわ」
魔導士フィオナが、新しい設計図を広げながらユートスを見つめる。
「……何だ? 必要な資材なら、俺の魔力でいくらでも生み出せるぞ」
「……うふふ。……モノじゃないわ。……私たちの、そしてこの世界の人たちの『未来』よ。……ユートス、そろそろ考えないといけないわね。……私たちの、子供たちのことを」
フィオナの言葉に、周囲にいた嫁たちの顔が一斉に赤く染まる。
210人の絶世の美女たちと、ステータス無限のユートス。
彼らの血を継ぐ子供たちが生まれた時、この世界はさらなる「進化」を遂げることになる。
「……子供、か。……そうだな。……210人分、いや、もっとたくさん。……俺の愛を継ぐ者たちが走り回る世界……。悪くないな」
ユートスは、照れくさそうに微笑む嫁たちを、一人ずつ力強く抱きしめた。
復讐のために始まった旅は、今や「生命を繋ぐ」という、最も神聖で最も幸せな目的へと昇華されていた。
「……よーし、みんな! 今日は、帝国の新しい憲法を決めるぞ! 第1条は……『ユートスと210人の嫁は、永遠に、爆発的に幸せであること』! 異議なしだな!」
「「「「「「異議なしです、ユートス様!!」」」」」」
210人の美女たちの歓喜の声が、澄み渡る世界中に響き渡る。
物語は、ここから第100話の感動のフィナーレに向け、210人全員の「幸せな横顔」を丁寧に描き込みながら、伝説へと昇り詰めていく。
【作者からのお願い】
ついに「次世代」の話まで!ユートスの最強の遺伝子が世界を埋め尽くす未来に期待してくださる方は、ぜひ**【評価(★★★★★)】と【ブックマーク】**をよろしくお願いします!次話、210人全員との「結婚指輪」製作エピソード、開幕です!




