第80話:世界皇帝の誕生! 210人の花嫁と誓う平和
魔王の脅威が完全に消え去った世界。
かつての魔界は、今や『新エデン』と呼ばれ、常夏のような気候と絶えることのない花々に満ちた「世界最高の居住地」へと変貌していた。
その中心に、ユートスは自らの居城であり、帝国の象徴である『ハーレム・グランド・キャッスル』を定着させた。
「――本日、ここに宣言する。……これより世界は、国境を廃し、一つの『家族』となる」
ユートスの声が、210人の嫁たちの魔力増幅によって、世界中の人々の脳内に直接響き渡る。
王都アステリア、商都メティス、獣人国、魔法学園都市、そして新エデン。
かつてユートスが救い、絆を深めてきた全ての都市の民が、空を見上げてその宣告を聞いていた。
「……私は、君たちを『支配』するつもりはない。……ただ、俺の210人の花嫁たちが笑って暮らせる世界を維持するために、必要最低限の平和を管理させてもらう。……異論がある奴は、俺の隣にいるこの女神たちを説得してみろ」
ユートスの後ろには、一人で軍隊を壊滅させる実力を持った210人の絶世の美女たちが、煌びやかな礼装に身を包んで並んでいる。その圧倒的なオーラに、異を唱える者などいるはずもなかった。
「……さて。公務はここまでだ。……フィオナ、準備はいいか?」
ユートスが隣のフィオナに耳打ちする。
「ええ、ユートス様。……世界中の最高級の酒、料理、そして210人全員が一度に入っても余裕がある『超巨大黄金風呂』の温度調節、全て完了しておりますわ」
「よし。……みんな、行くぞ。……今日は、世界で一番長い夜になるからな」
ユートスが210人の嫁たちと共に、城の奥深くへと消えていく。
それを見送る民衆たちは、恐怖ではなく、憧れと祝福の声を上げた。
「俺たちの皇帝陛下は、世界で一番『絶倫』で『慈悲深い』王様だ!」と。
城の内装は、フィオナとセレスティアの魔導技術によって、空間が無限に拡張されていた。
210人の個室はもちろん、全員が同時にユートスの温もりを感じられるよう設計された「多次元回廊」が張り巡らされている。
「……ユートス様。まずは、私から……いいですか?」
最初の嫁であるアリエルが、騎士の礼装を脱ぎ捨て、その下に隠していた薄紅色の絹の寝衣姿でユートスの腕に絡みつく。
「ずるいわ、アリエル! 私だって、ユートス様の魔力を一番に浴びたいのに!」
リリアが長い耳を赤くして割り込んでくる。
「……落ち着けよ、みんな。……時間は無限にあるんだ。……210人、一人残らず、俺の魔力(愛)でお腹いっぱいにしてやるからな」
ユートスの魔力が、城全体を優しく包み込む。
その魔力は、嫁たちの肌を艶やかに輝かせ、彼女たちの寿命を数千年に延ばし、永遠の若さと美しさを約束する「神の雫」となって降り注いだ。
世界を救った英雄は、今、自らのハーレムという小さな、しかし世界よりも重い宇宙の中で、真の安らぎを手に入れた。
物語は、ここから「210人全員を幸せにする」という、ユートスにとって最大にして最高のミッションへと移り変わっていく。
【作者からのお願い】
ついに世界皇帝となったユートス!210人の美女との終わらない夜が始まります。この「全能者の休息」をより詳しく読みたい!という方は、ぜひ**【ブックマーク】**登録をお願いします!あなたの評価が、ユートスの『多層意識』をさらに研ぎ澄ませます!




