表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
59/100

第59話:神域展開! 200人の愛が偽りの神を討つ

聖都の中央広場で、俺は200人目の嫁となったイシュタルを静かに地上へ降ろした。

周囲には、アリエル、リリア、フィオナ、シロネ、セレスティア、そしてベアトリクス。これまで救ってきた200名の絶世の美女たちが、俺を中心に巨大な魔法陣を描くように整列している。

「な、なんだ……この、圧倒的な光は!? 200人の女が、一つの意志で繋がっているというのか……!?」

教皇グレゴリオが、その魔圧に圧し潰されそうになりながら後ずさりする。

「グレゴリオ。お前が信奉していたのは、神ではなく『力』だ。……なら、本当の力を見せてやるよ。200人の絆が織りなす、この世界の終着点だ」

俺は両手を広げ、魂の底から叫んだ。

「――【神域展開】:『百花繚乱エデン(万魔浄化の楽園)』!!」

ドォォォォォォォォォォォォン!!

聖都全体を飲み込むほどの、純白と黄金が混ざり合った巨大な結界が展開された。

結界内部は、もはや現世ではない。そこは200人の嫁たちの「想い」が具現化した、美しき花々と光が満ちるエデンの園。

教会の洗脳騎士たちは、この光に触れた瞬間、その心から憎しみが消え失せ、武器を捨てて涙ながらに跪いていった。

「バ、バカな! 私の騎士たちが……!! 貴様、何をしたぁ!!」

「浄化したんだよ。……お前の汚れた洗脳も、魔王の呪いもな」

俺の背後から、200人の嫁たちがそれぞれの最強魔法を同時に展開した。

200の魔法陣が空を埋め尽くす。

火、水、風、土、聖、闇――。それら全ての属性が、俺の【全能の主】によって一つに収束され、教皇グレゴリオへと向けられた。

「――200人の『お返し』だ。……食らえ」

閃光。

それは音さえも置き去りにする、究極の収束魔弾。

グレゴリオの叫び声は光の中に消え、彼が持っていた魔王の魔導具ごと、その邪悪な存在はこの世から一抹の塵も残さず消滅した。

光が収まった後、聖都セレスティアには、かつてないほどの穏やかな風が吹いていた。

空中に浮かんでいた宮殿は静かに地上へと着地し、囚われていた人々は解放され、空からは祝福の花びらが舞い散る。

「……終わりましたわね、ユートス様」

イシュタルが俺の腕に縋り付き、幸せそうに微笑む。

「ええ。これで聖教国は、本当の意味で人々のものになるわ。……私たちの、ユートス様のおかげで」

俺は200人の嫁たちに囲まれ、その中心で勝利の凱歌を上げた。

かつて王都で蔑まれ、孤独だった俺の背後には、今や200人の、俺のために命を懸ける家族がいる。

だが、この光景を魔界から苦々しく見つめる影があった。

魔王軍本隊。そして、彼らに魂を売った、あの「王都」の連中。

第5章・聖教国編、完結。

物語は、因縁の決着をつけるべく、最終決戦の舞台――王都凱旋へと動き出す。


【作者からのお願い】

200人の「神域展開」、いかがでしたか!?偽りの教皇を粉砕し、聖都を救ったユートス。次はいよいよ、あの忌まわしき「王都」への復讐が始まります!最高にスカッとする「ざまぁ」が見たい方は、ぜひ**【ブックマーク】**登録をお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ