第45話:禁忌の図書館と、151人の祝宴
女子寮を救い、151名にまで膨れ上がった俺の「家族」たちは、学園の広大な食堂を貸し切りにして、勝利の(そして魔力充填の)祝宴を開いていた。
「……あらあら、随分とにぎやかになりましたわね、ユートス様」
カトレイアが、新しく加わったセレスティアやルナ、そして50名の女子生徒たちを眺めながら、優雅にワインを傾ける。
「……あぁ。だが、これで魔力ドレインの問題が完全に解決したわけじゃない。……黒幕はまだ、学園のどこかに潜んでいるはずだ」
「……それについては、心当たりがありますわ」
セレスティアが、俺の隣に座り、そっと俺の手を自分の太ももの上に置いた。
「この学園の最深部、立ち入り禁止の『禁忌の図書館』。そこには、魔力を無尽蔵に増幅させる古代の魔導書が封印されています。……犯人は、それを使って魔王をこの地に降臨させようとしているのかも……」
「……禁忌の図書館か。フィオナが探していた本も、そこにあるんだな」
「ええ、間違いありませんわ。……ですが、そこへ入るには、151人全員の魔力を一点に集中し、封印を解除する必要があります。……ユートス様、今夜は、これまで以上に激しい『魔力結合』が必要になりますわよ?」
セレスティアが妖艶に微笑み、俺の首筋に舌を這わせる。
それを見た151人の美女たちが、一斉にこちらを振り返った。
「「「「「「ユートス様、私たちも準備はできています!!」」」」」」
女子生徒たちは、救われた感謝と、俺の圧倒的な魔力への憧憬で、既に理性が吹き飛んでいる。
エルフ、獣人、聖騎士、学園長、そしてうら若き魔導士の卵たち。
151種類の香りと、151通りの情熱。
その夜、学園の女子寮と食堂は、一晩中揺れ続けた。
俺の【神域召喚】は、151人の悦びを一つの魔力波へと変換し、学園全体を黄金の結界で包み込んでいく。
『契約人数151名の魔力同調を確認。……封印解除の条件を満たしました』
『新スキル【千紫万紅】が解放。……151人分のスキルを、一発の魔法に全て乗せて放つことが可能になります』
翌朝。
俺は151人の美女たちに囲まれ、かつてない全能感と共に、禁忌の図書館へと続く地下階段の前に立っていた。
「……さあ、行くぞ。この学園に潜むネズミを、愛の力で炙り出してやる」
俺の背後で、151人の嫁たちが、それぞれの武器と魔力を構える。




