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第43話:禁断の個人レッスン! 学園長セレスティアの誘惑

風紀委員長クラリスに案内され、俺たちは学園の最上階にある学園長室へと辿り着いた。

重厚な扉が開くと、そこには溢れんばかりの魔導書に囲まれ、デスクに突っ伏している一人の女性がいた。

「……セレスティア様! お客様をお連れしましたわ!」

クラリスが駆け寄ると、彼女――学園長セレスティアは力なく顔を上げた。

薄紫色の長い髪を無造作に流し、知的な眼鏡の奥の瞳は、極度の魔力欠乏により濁っている。だが、その美貌と豊満な肢体は、学園の最高権力者としての威厳を辛うじて保っていた。

「……お客様? 今はそれどころでは……。学園の結界が、もう持たないの……。あと数時間で、この街の魔力は底を突き、生徒たちは……」

セレスティアの声は掠れ、その身体は細く震えている。

魔王軍による魔力ドレイン。この都市の地下にある巨大な魔力溜まりが、何者かによって外部へ強制排出されているのだ。

「……学園長。あんたが一番ボロボロじゃないか。そんな状態で街を守れるはずがない」

俺が歩み寄ると、セレスティアは自嘲気味に微笑んだ。

「……部外者に、何がわかるというの……。私はこの街の盾……、命に代えても……あ……」

限界だった。セレスティアの身体が椅子から崩れ落ちる。

俺はとっさに彼女を抱きとめた。

「っ……! なに……、この、熱……。貴方、人間なの……?」

俺の身体に触れた瞬間、セレスティアの肌が真っ赤に染まった。

俺の中にある100人分の、そして100万倍の魔力が、彼女の飢えた回路パスを激しく叩いたのだ。

「……クラリス。みんなを外に出して、扉を閉めろ。……これから、学園長に『特別講義』をしてやる」

「……はい! ユートス様、セレスティア様を……お救いください!」

クラリスは顔を赤らめながら、100人の嫁たちを連れて部屋を出た。

二人きりになった学園長室。

俺はセレスティアをデスクの上に横たえ、彼女の額に手を当てた。

「……さあ、我慢しなくていい。俺の魔力、好きなだけ吸い込め」

「……ぁ、あぁぁ……っ!!」

俺が魔力を解放した瞬間、セレスティアは蛇に睨まれた蛙のように硬直し、次の瞬間には背中を大きく反らせて絶叫した。

本来、他人の魔力をこれほど急激に流し込めば、肉体が耐えきれず爆発する。だが、俺の【全能の主】は、彼女の許容量に合わせて、最も「悦ぶ」形で魔力を変質させていた。

「すごい……! 奥まで、熱いのが……入ってくる……! 身体が、蕩けちゃう……!!」

クールだった学園長が、眼鏡を飛ばし、涙目で俺に縋り付いてくる。

俺の指が彼女の肌に触れるたび、そこから黄金の光が浸透し、彼女の空っぽだった魔力回路が、かつてない密度で充填されていった。

「……どうだ。これなら、結界を維持するどころか、魔王軍を消し飛ばせるだろ?」

「……はい、はいぃっ!! 貴方の魔力……もっと、もっと頂戴……! 私、貴方のものになるわ……、契約でも、奴隷にでも……何にでもして……っ!!」

『魔法学園長セレスティアとの「魂の完全同調」を確認。……第4章最初の主要契約が成立しました』

『スキル【魔導の真理】を獲得。……全魔法の威力がさらに倍増します』

数分後。

魔力をこれでもかと注ぎ込まれ、賢者としての理性を完全に失ったセレスティアが、俺の胸に顔を埋めて甘い吐息を漏らしていた。

学園都市アイギスの支配者は、今、俺の101人目の「嫁」として、その身も心も俺に捧げたのだ。

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