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第37話:86人の情熱! 揺れる移動要塞の夜

聖域から救い出した巫女シロネをはじめとする30名の獣人美女たちが加わり、移動要塞『ハーレム・ゴー』の内部は、かつてないほどの熱気と香気に包まれていた。

「……ユートス様。こちらが、我が一族に伝わる聖なる雫を用いた、滋養強壮のスープでございます。……どうか、召し上がってくださいな」

シロネが、薄い羽衣のような巫女装束をまとわせ、俺の膝元に跪く。白銀の尻尾が期待に震え、俺の脚にそっと絡みついてくる。彼女の瞳には、救世主への深い崇拝と、それを超えた「雌」としての熱い渇望が宿っていた。

「おい、シロネ! ユートス様を独占するのは感心しないわ。……ユートス、背中流してあげるから、お風呂に行きましょう?」

リリアが頬を膨らませて割り込んでくる。彼女もまた、新しいライバルの出現に刺激されたのか、いつも以上にガードの緩い姿で俺に迫ってきた。

今や契約者は86名。

俺の脳内には、55人の「古株」たちの安定した愛情と、新しく加わった30人の「熱烈な忠誠」が混ざり合い、サーバーの計器を振り切らんばかりのエネルギーとして蓄積されている。

『警告:魔力中継槽エーテル・サーバーの負荷が限界に近いレベルで推移。……余剰魔力を「契約者への再分配」および「肉体言語による放電」で解消することを推奨します』

「……放電って、要するにそういうことだよな」

俺は苦笑いしながら、シロネの細い腰を引き寄せた。

「シロネ。……お前たちの里を救ったお礼、まだ聞いていなかったな。……今夜、たっぷりと『契約』の深さを教えてやるよ」

「あ……あぁ……っ! ありがとうございます、主様……っ! 私のすべてを、貴方様の魔力で塗り潰してくださいまし……!!」

その夜、要塞の王座の間は、狂乱の祝宴場と化した。

カトレイアが手配した最高級の酒が振る舞われ、酔いの回った獣人美女たちが、本能のままに俺に群がってくる。

猫獣人は喉を鳴らして甘え、狼獣人は情熱的に噛み付き、兎獣人は怯えながらも密着してくる。

55人の「嫁」たちも負けてはいない。

フィオナが開発した「感度同調回路」が作動し、俺が一人を愛でるたびに、その悦びが86人全員に共有され、要塞全体が甘い吐息と震えに支配される。

「はぁ……はぁ……すごいわ、ユートス……。人数が増えるほど、あんたからの『お返し』が強くなって……私、もう、壊れちゃいそう……っ!」

フィオナが俺の腕の中で、幸せそうに涙を浮かべて溶けていく。

『契約人数86名の感情同調率が98%を突破。……スキル【軍団の治癒レギオン・ヒール】が【聖域の再生エデン・リジェネ】へ進化しました。……ユートスの愛を受けるだけで、契約者の欠損した部位すら再生し、寿命が数百年延びます』

もはや俺の「夜の奉仕」は、単なる快楽ではない。

彼女たちに永遠の若さと最強の力を与える、神聖な儀式へと昇華していた。

一晩中、要塞は揺れ続け、朝を迎える頃には、86人の美女全員が、俺なしでは生きられない「ユートスの虜」へと完全に作り替えられていた。

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