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社畜はスローライフの仕方がわからない  作者: 真白 歩宙


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キメラの雷鳥さがし 11

「おはよう、ヒマリ、ルート。ジェスファーノが食事を一緒にとらないかって誘ってきたよ」


 ジェスファーノさんは教皇様から私達に協力するように言われて、昨日からいろいろな宿屋の手配をしてくれている。


「細かい話が出来そうもないから、捜査するっていう名目で手伝ってもらっちゃうのも良いかもね」

「ファル‥‥そんな、調子よく行くかな?」


 個別の部屋に入るまで、実質的に一緒に行動しているジェスファーノさんには、本当の目的は伝えられないから、どのタイミングで打ち合わせるのかが微妙だったりする。

 こちらは打ち合わせをどうするか悩んでいるのに、部屋に入って来たファルは、ソファーに座ってニコニコ顔だ。


「本来の目的も捜査で探しもの。ハッシュフル王国からの依頼は逃亡犯の探し人。人と雷鳥、種族が違うだけで探している事には変わりないからね」


 物凄く、都合の良い解釈というか、凄い発想よね。


「ヒマリ、結局はいろいろな捜査をしている内に、別件が浮上しても、探しているのは逃亡犯だからな。ジェスファーノも、そういう奴はそういう所に隠れ潜むと解釈するだろう」

「そうそう、類友ってヤツだよ」


 ルートが気にしているのは、私にどのタイミングで鑑定をさせるかだけのようだ。


「あまり待たせても悪いから、食べに行こう!何食べようか迷うねぇ」

「そうだな。ヒマリ、ジェスファーノには、精霊召喚で情報収集させているって臭わせておこう」

「ああ、なるほど!」


 機転を利かして、私の能力が召喚した精霊のものと思わせる、ルートの案は、願ったりかも!

 傍にサスケの気配を感じて、よろしくねと声を掛けたら、肩に乗っかてくれた。これはノリノリでやってくれそうな気配だ。


 宿屋の一階に降りていくと食堂があり、外のお客さんもいるのか、とてもにぎわっていた。


「お待たせしました。おはようございます、ジェスファーノさん」

「おはようございます、ヒマリ。皆さん」


 奥にある円卓に座ると、注文伺いの子がメニューを持ってきてくれた。大きな文字で4種類の内容が書かれている。

 ジェスファーノさんが説明してくれたけど、内容にちょっと驚きだった。

1つ目が、聖騎士の食事。

2つ目が、修道士や修道女の食事。

3つ目が、朝のお食事で、富裕層の平民の食事。

4つ目が、冒険者の食事。


「職業によって、食事が違うなんて‥‥何か食べてはいけないものとかあるんですか?」


 思い浮かべたのは、宗教上の食べてはいけないものとかだったけど、ジェスファーノさんは、特に無いという。

 じゃあ、何がちがうのかしら?

 そう思っていたら、徴収する金額が違うのだとか。


「この国の会計方式って変わってるよね。修道士や修道女からはお金を取らないし、お布施扱いってのも教皇が治める国なんだなぁって、来るたびに思うよ」

「凄いですね」


ファルが分かりやすく言ってくれたので、いい感じに相槌が打てた。


読んで下さって、ありがとうございます。

毎日、一話ずつ投稿できたらと思います。

貴重なお時間を使って頂き、心から感謝します。

誤字脱字に関しては、優しく教えて頂けましたら幸いです。



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