第6章 登場人物紹介
この章で新たに登場する人物
(主要登場人物の紹介は省略しています)
〈クレメント辺境伯爵家〉
ジュール・クレメント 辺境伯爵家当主
リオン、レア、リリーの父親
矛盾を嫌うが、物事を大まかに捉えるところがある
「周りから寛容だと言われているが大雑把。興味が無いことには適当」(レア談)
亡くなった妻を一途に思い続けている。そのため周りから見合いを勧められるが、「後妻は不要」とかわし続けている。
自分に似ているリオンとレアには安心しているが、容姿や性格が妻に似ているリリーのことは心配でたまらない。今回の一件で、当主の座をリオンに引き継ぎたいと真剣に思い始めている
しかし、弟のような存在のルーベルト(ブラン家当主)の娘と息子に会えて感動。ルイーズが事件に巻き込まれたことに大激怒したルーベルトから、その後ネチネチ責められて会わせてもらえなかった
ローズ・クレメント辺境伯夫人(没)
リオン、レア、リリーの母親
隣国の伯爵家から嫁いできた。政略結婚だが、ジュールとは婚約中から相思相愛の仲だった。薄紫に少し赤みが混ざったような藤色の髪をしていた。その色は少しだけ色合いを変えてリリーに引き継がれている。儚げな容姿だが凛とした人だった
〈隣国〉
クレメント兄妹の叔母
自家の伯爵家を継ぐのは長女の姉で、クレメント辺境伯爵家に嫁ぐのは次女である自分だと思っていた。政略結婚のため、ローズがジュールに見初められての婚約という経緯を知らなかったために姉をずっと恨んできた
その後、婿養子を迎えてキャサリンを授かった
キャサリン 伯爵家の長女
幼い頃から母親に、将来はリオンの婚約者になると言われ続けてきた。ある意味、被害者
リオンに対する感情は、愛情よりも執着が強かった
今回の事件で、ルイーズの腕を掴んだ時に気分が悪くなったのは、禍々しい感情が浄化されそうになったから




