私に笑顔をくれない人など、どうでもいい!
「私に笑顔をくれない人など、どうでもいい!」
ユリアル王国に生まれた、エンジェルドは一人、くらい王子の部屋で泣いていた。
「私は誰からも愛されていない!」
「私は誰からも、誰からも愛されていない!」
負の感情がエンジェルド王子の心を蝕んでいた。
「私は毎日、笑顔に囲まれて日々の生活を過ごしたい。笑顔こそが、私の太陽である!私の希望の光である!」
「私に笑顔をくれない人など、どうでもいい!」
ユリアル王国に生まれた、エンジェルドは一人、くらい王子の部屋で泣いていた。
「私は誰からも愛されていない!」
「私は誰からも、誰からも愛されていない!」
負の感情がエンジェルド王子の心を蝕んでいた。
「私は毎日、笑顔に囲まれて日々の生活を過ごしたい。笑顔こそが、私の太陽である!私の希望の光である!」
エンジェルドには結婚を約束していた、唯がいた。
唯は魔物に襲われて、死んでしまったのである
「あー私の運命を呪いたい!」
「唯が私の全てであった。」
そこに怪しげな、黒マントの女の子が窓を叩いてきてのである
「エンジェルド!愛しい唯に会いたいかい?」
「なんだ!お前は!?」
「私は北で噂の死を操る魔女さ!」
「魔女がこの僕になんのようだ!」
「お前にもう一度、唯に会わしてやるよ!」
「なんだと!?」
「そのかわり、ユリアル王国に伝わる伝説の指輪を私にくれたらね!」
「ユリアル王国に伝わる伝説の指輪をだと!ふざけるな!北の噂さの魔女如きに!」
エンジェルドは怒りの表情になり、手を震わせていた。
「別にいいんだよ!早くしないと、もう二度と唯には会えないよ!」
「くそが!クソ魔女が!」
「どうだい!明日の夜、またこの時間に来るよ!そこで取引だ!よく考えてみるんだね」
そういうと、魔女は月明かりの中に消えていったのである。
不敵な笑みを浮かべて。
「私は会いたい、私に唯一、笑顔をくれた唯に!」
エンジェルドは伝説の指輪を渡して、唯に会うことを、迷いながらも、決意したのである
あの指輪を魔女に渡せば、私はこのユリアル王国から、追放されてしまうのである
「追放されてもいい!わたしは唯がいれば、何もいらない!」
そして、エンジェルドの冒険は始まろうとしていた。
続く