表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

4/5

道中

「じゃあ、出発しよっか。」


マイハが言う。


「うん。準備万端だよ、マイハ。」


「いつでもオーケー。」


私たちは町を離れて王都へ行く。町にはもう家は残っていないが、お義父さんの墓があるので長期休暇とかでは帰ってこれると思う。


― 三時間後 -


私たちは王都に向かって歩いていた。すると、


「おいおい、騎士団さんよお。ここから先に行かせると思うかぁ?」


馬車が盗賊に襲われていた。その光景を目にマイハが、


「うわぁ、なんてテンプレ。」


その言葉に私もメルアも同意した。


「本当にね。」


「うん。」


「それで助ける?」


マイハが聞いてくる。


「まあ、助けるしかないでしょ。」


「死なれたら、寝覚めが悪い。」


私たち二人も賛成する。


「じゃあ、わたしが魔法を放つから、メルアは打ち漏らしを、アエリアはあの馬車と人を守って。」


「わかった。」


「了解。」


メルアが行動しようとするので、


「まって。メルア、隠形わたしたちにもかけて。」


「どうして?」


「あー。それには私も賛成。助けたら、とっとと逃げるよ。」


「なるほど。じゃあ、アエリアも速度上昇用意しといて。」


「そうするつもり。」


打ち合わせは終わった。


「じゃあ、行動開始!ターゲット・ロックオン!《ピンポイント・パラライズ》!」


盗賊全体の動きがほとんど止まったが、リーダーだと思われる人のみは動いていた。


「何!?パラライズだと!?いったいどこから!」


リーダーと思われる人が叫んでいる。騎士団には今のうちに動いてほしかったが、大半は満身創痍だ。ギリギリのところだったようだ。

メルアが音もなくリーダーに近づく。


「《スタン・ショック》」


パラライズより強力な麻痺だ。リーダーの体がビクンと跳ねる。


「任務完了。」


盗賊たちの盗伐は終わったので、あとは私の仕事だ。


「お疲れ、あとは任せて。ターゲット・ロックオン《ピンポイント・ヒーリング》」


私は騎士団のみ回復させて、


「あとはお願いします!では!《アクセル・ブースト》」


私たちは逃げ出すようにそこから走り去った。なにかいってたようだが、聞こえないから、知らないのだ。そうして、少しハプニングがあったが、なんとか王都についたのだ。


ブックマーク・評価よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ