第八話 俺特製カラー小麦粉っ!
―その頃の有紗と伊里は―
「ねぇ?凌また女装してくれるかなぁ?=ャ=ャ(・∀・)=ャ=ャ」
俺はそんなことを企んでる有紗と伊里に気づいていなかった
「凌っ!また女装してくれる?」
「分かった。伊里お前そういや、明日で転校だろ?準備とか大丈夫なのかよ。」
「大丈夫っ!放課後パーティやるからクラス全員凌の家集合するよ!あ、親には許可とっといたから」
「ええっ!」
「ということでよろ!」
「ちょっおいっ」
―次の日―
「凌準備は?」
「ばっちりさ。全員に箱渡したか?」
「うんっ!仕掛けは春魔に仕掛けたよ!」
「りょーかいっ!」
「「伊里いつもありがとうっ!さようならパーティ!」」
ついにパーティが始まった。
俺はラインナップを発表した。
《ラインナップ》
パーティ開始→ゲーム→カラオケ大会→サプライズでミルキー登場→ネタバラシ→プレゼント交換→終了
という感じになっている。
「はい!では早速、ゲームをしたいと思います!まずは皆さんに配った箱の中に仕掛けがあります!音楽がなるので止まったら回すのをやめて、箱を開けてください!では、MusicSTART!」
―♬―
音楽が止まった。
そして、皆同時に箱を開けた――。
すると。
(バコッ)
と音がなった。
それは誰の箱かというと………。
伊里の箱だ。
開けた瞬間に伊里や周りの人は咳ごんだ。
そう。中には俺特製カラー小麦粉が入っていたのだ。
ちなみにこの箱を開けると粉が出てくる仕組みになっている。だから、開けたものも、その周りの者も、顔や服が青色で汚れるのだ。
俺はこの方法でパーティを盛り上げた。
ところが、
「この小麦粉もっとない?」
と伊里が言った。
俺はもちろんあるといい、伊里に渡したものの……
「楽しいから全員が粉だらけになろうよ?」
みんなが賛成したため俺は急いで粉を作り、箱に詰めた。
はい。もうすぐ伊里が転校してしまいます……。
そこで一回区切りをつけようかなと考えております。