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第三話 さよならなんて……

最初から読むことをオススメしますw

「なぁ?伊里(いさと)も俺らみたいになってみる?」

その(りょう)の一言から私は覚悟を決めた。

「私は……私はっ!凌や野羅さんみたいに前からなりたいと思ってた!けど、自身がなかったんだ。アハハッ!けどこれでやりたいことが出来きて……言いたいことが言える…。」

(バサッ)

「俺の名は…フレイズムーン!7月にここを旅立つ!!」

「えっ……………。」

「うっ…ふぇっ…。゜(゜´Д`゜)゜。ごめん。」

(有紗公園までダッシュ)

「のっ、野羅さんっ!」

(伊里後を追う。)

「チョッ待て伊里っ!有紗!」

その時俺は無我夢中で走った。


―10分後―

「伊里っ!待て。」

「どういうことだ!事情を話せ!」

「あのね……あのね…7月にロシアに引っ越しするんだ…。理由はね……留学することになったんだ…。」

「そっか…それは辛いな。」

「有紗にも伝えとくよ。」

「待って有紗には転勤で一緒に行くことになったって言ってくれるかな…?あとさ、10月になったら帰ってくることも内緒ね。」

「分かった。とりあえずお前はもう8時半だから帰れ。」

「うん。」


―一時間後―

俺はやっと有紗を見つけた。

そこは俺らの思い出が沢山詰まった公園だった。

「なんで…なんで………。せっかく仲良くなれたのに転校なんて…。」

「それはしょうが無いことだ。どうしょうもない。けどまだ2週間はある。言いたいことややりたいことは今のうちにやればいい。伊里も有紗が元気無いと悲しむぞ。」

「そうだよね…。ん…。ねぇ?いいこと思いついたんだ。ちょっと手伝ってくれない?」


 


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