第零話 凌と有紗
―また会おうね…。――
この一言から僕らの人生が変わった。
四年前、野羅有紗は或菜市からアメリカへ転校した。
それは僕が小五の時の話だった…。
それ以来僕は有紗に会っていない。
僕の幼なじみ伊里も有紗に会っていない。
有紗は今どうしているだろうか?
どのようになっているのか?
とても気になって仕方ない。
あの時…どうして僕は……。
「よっ!凌元気ないよ?大丈夫?」
こいつは幼なじみの那覇伊里だ。
男口調だが女だ。
「よぉwどした、俺はいつもどおりだぞ。」
俺は葉金凌だ。市立或菜学園に通っている中二だ。ちなみに次期書記だ。
そんな俺に奇跡が舞いおりることも知らず、毎日学園に通っていた。
「凌?急がないと遅れちゃうよ?」
「あ、うん。」
〈HomeRoomにて〉
「えー。今日からこの2-5に転校生がくる。野羅入っていいぞ。」
俺は野羅という言葉を聞いてまさかと思った。
。┃\( °Д°)三ガラッ
「私の名はマルチフルーラ!よろしくな!」
俺には言葉の意味が理解出来なかった。
よく見て分かったことは有紗だということだ。
「ちゃんと自己紹介しろや!」
俺はびっくりした。あの伊里が叫んだ。
「貴様何者だ!」
「お前こそ何者だ!」
えw俺は吹き出しそうになった(笑)
どうしたらいいのだろうか?
と、考えていた矢先…
「見覚えがある。ちょっとこい。」
「╭(°ㅂ°`)╮え。嫌だ」
俺は拒否した。
「強制だ。」
「工エエェェ(´д`)ェェエエ工」
こうしてまた有紗と出会えたのが幸運だったのか…もううんざりだ。
初投稿!
よろしくお願いします