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夢はまだ遠く

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 最も古い記憶は、幼い頃に見たとあるアニメだ。

 物心ついたばかりの子供にはその凄さは分からなかったが、それでも不思議と強く惹かれた。

 そのアニメの主人公を真似て何度もうろ覚えの台詞を叫んだり、聞き取れない部分に知っている言葉を当て嵌めて主題歌を歌う。そんなことを、何度も繰り返した。

 

 気付けば、その世界に入ることが夢になっていた。

 両親に頼んで絵画教室に通ったり、少ない小遣いで漫画を買っては表紙やら内容やらを模写したり、絵の描き方に関する本を買ってみたり。とにかく、できることをやり続けた。


 今日も僕は、絵を描いている。

 専門学校に通って、周りとの実力差に心折れそうになりながらも食らいついて、何とか卒業にこぎつけて。

 今もずっと、絵を描き続けている。

 夢が叶うまで永遠に、それ以外の全てを放棄して。


 僕はいつまでも、絵を描き続ける。

 夢なんて、そうでもしなければ叶わないのだから。

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