表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

2/34

プロローグ ダンジョンが出現した世界

以前から書いてみたかったローファンタジーを執筆してみました。

楽しんで頂ければ幸いです。

 世界中にダンジョンが出現して約20年、世界の在り方は大きく変化した。

 最初は戸惑っていた人類もダンジョンからは貴重な鉱石や薬草が採取可能とわかると積極的にダンジョンと関わるようになった。

 また、ダンジョンに出現するモンスターから入手できる素材は様々な物資に加工され、モンスターの核となる魔石は次世代の新たなエネルギーとして活用されていた。


 モンスターを倒すことで入手可能なものがもう一つ。

 それはカードである。

 なぜモンスターを倒したらカードが出現するのか、それは全く解明されていない。

 一説によると、ダンジョンを創生した神のような存在の暇つぶしの一つらしいが、本当のところは誰にもわからない。

 一つだけわかっているのは、モンスターを倒せばそのモンスターのカードが入手できる。

 そして、そのカードを使ってカードバトルができるということだ。

 

 いつしかカードは世界中で絶大な人気を獲得し、人々はカードを集め始めた。

 【マジック・サモンズ・カード】、略して【マジカ】。

 現在では人々からそう呼称され一つの文化として根付こうとしていた。


 カードバトルは世界大会が開催されるまでの規模となり、使用されるカードによってはプレミアがつき目が飛び出るような価格で取引されるなど社会現象にまでなっていた。


 ダンジョンで入手可能な鉱石や薬草、そしてモンスターから取れる素材や【マジカ】。

 どれもダンジョンに挑まなければ入手できないため、ダンジョンを攻略できる者は当然重宝された。

 腕っぷしが強い者はダンジョンの攻略を生業とし、一攫千金を目論む者がたくさん出現した。

 今ではダンジョン攻略専門の会社が存在したり、大企業がダンジョン攻略から入手した素材を加工し製品化したり、なんてことが起こっている。


 当然、高難度のダンジョンからは希少な物が入手でき、低難度のダンジョンはその逆である。

 そのため、ダンジョンに挑戦する者のレベルによって収入に格段に差がついてしまうため、「ダンジョン格差」なんて言葉も出てきたりするくらいだ。


 この物語は、家族を養うために新米ダンジョン攻略者となったとある男性と、【マジカ】を心から愛するその息子の物語である。

少しでも面白いと思って頂けましたら、評価をお願いします。下にスクロールすると評価するボタン(☆☆☆☆☆)があります。

ブックマークも頂けると非常に喜びますので、是非宜しくお願い致します。


良ければ、感想もお待ちしております。


評価や、ブックマーク、いいね等、執筆する上で非常に大きなモチベーションとなっております。

いつもありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] ダンジョン格差。なるほどです。 ダンジョンが出現し、皆さんが攻略するようになるとそういった価値観で優劣がつきそうですね。 学歴や経済力、容姿に続くダンジョン力的なそういった世界観に思いを馳…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ