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スキルがあふれる剣と魔法の世界  作者: 小倉 聖夜 様
2/9

小学部へ入学

小学部の入部式

広い場所に集まりそこで校長先生が話したり先輩方のスピーチなどをした。

入部式が終わった後は玄関前に掲示されるクラス表をみる。

そして今日は終了。


「おーいポル兄、何クラスだったー?私は火クラスだったよ。」


「やあヘレネ、僕は水クラスだったよ。残念離れちゃったね」


「まあ兄弟だから仕方ないね。ポル兄しっかり友達作るんだよ!」


わが妹ながら痛いところついてくるな今そのことで心配と不安で胸がいっぱいだと言うのに。


その後家に戻り明日の支度をした。


次の日、与えられたクラスの教室に入る。心臓が飛び出そうな思いのまま席についていた。

先生が入ってきてまず最初に自己紹介から始まった。僕が名前を言ったら場がザワっとした。


「えっ、あの公爵家の本家の子供ってこと!?めちゃくちゃ偉い人じゃん!」


その後話しかけても淀淀しい感じでそれが嫌だったので、「そんなに緊張しなくても大丈夫ですよ。」と一応言っておいた。

すると普通に接してくれるようになったが話しかけないと話さない、よって僕がもっとがつがついかないといけないけどそんな勇気はない。したがって友達ができなかった。僕は常に一人で本を読んでいる。

たまに学校でヘレネにすれ違うけどヘレネもうまく作れていないようだ。僕よりはましだが


「・・・ポル兄はどうやら友達作りに失敗したようね、まあそうなると思ってたけど、どうせ一人で本でも読んでいるんでしょう?」


「くっ、なぜわかった...そうだよそのとうりだよお前も似たような感じだろ?」


「わ、私は別に本なんか読んでないし!」


「独りぼっちは認めるんだな(笑)」


「そんなことないんだから今に見てなさいよ私だって本気出したら友達の一人や二人あっという間よ!」


と言って教室のほうに帰ってた。少しのぞいてみたけど話しかけようとしてずっとあたふたあたふたして

しまいには怖がられて逃げられてた。あれじゃまだまだ無理そう、そういう僕もこんなこと言ってる場合じゃないことはわかっている。この〇ばのゆ〇ゆ〇のようにはなりたくないな、ってそれってなんだ?僕なんでそんなこと知っているんだ?・・・まぁいいとりあえずボッチは早いうちに回避したいところだ。


小学部では前も言ったとうり読み書きと初級魔法、それと剣の使い方なんかを主に習っていく、小一学部は読み書き、小二学部では

ちょっとした地理、主にディスダリオス王国の場所を学ぶ、小三、四学部では魔法とはどうゆうものなのか?

どう使うものなのか学んだあと、初級魔法の練習と剣の使い方を学んでいく。

ちゃんとできるか不安でいっぱいだ。


小学校に入って三年僕は小学三年今日は魔法の授業だ。

.....ちなみにまだ友達はいない

で、でもまだチャンスあるし浮いているわけじゃないから!


「今日はまずは魔法というものは何かそういう説明をしていきます。魔法というものは簡単に言いますと自分の体内にある魔力を体内から放射するときに魔法に変えることでいろんなことをします。かといって放出するものだけでなく体内で変換する場合もあります。例えば無属性魔法ですね、あれは身体強化系の魔法で体内で行われます。放出する系で例を出しますと、五大属性に変えるやつですね他にも支援系の魔法もありますが...」


「先生何いってるかわかんないです。」


あれは、確か侯爵家の三男のエレクサンドルス=ディーテ=グレナードだったかな。

たしかにわかりにくかった。小学部で教えるレベルか?


「そうですか.....それではもう少し簡単に説明します。魔法というものはみなさんが持っている魔力を魔法に変えるのです。変え方によって違うことができます以上!」


今度は結構ざっくりだな、しかもちょっと怒ってたしでもまーイメージは出来たかな僕は本で先取りしてるからわかったけど大丈夫なのかな?って聞く友達がいねぇ


「.....わかりましたありがとうございます」


本当にわかったのか?ちょっと間があって怪しかったぞ


「それではみなさん口で聞くより実際にやってみましょう本校の第二修行場に行ってください」


確かにそうだが大丈夫かそんなざっくりで魔法の操作は難しいと思うけどな


「みなさん集まりましたねそれでは早速初級魔法を行なっていきましょう。五歳の時にステータスを確認していると思うんですけど自分の魔法適性がわからない人はいますか?」


「俺は無属性魔法しかできない、どうすればいいですか?」


「うーんちょっとまってて無属性魔法の先生呼んでくる。」


あーかわいそうに才能に恵まれなかったのか

いやでも確か適性が一つのやつはその適性が特化することがあると本で読んだからもしかしたら無属性魔法に関してはすごいのかな?


「はーいおまたせじゃあえーとガレオくんはこの先生とガレオくん以外の生徒は先生についてきてください。」


「「「はーい」」」


かわいそうにボッチじゃないかやれやれ

特大なブーメランが突き刺さる


「それでは早速使っていくのですが今日はまだ初日なのでできないと思いますが、見てなにかを掴んでください。それと最初は適正が高い属性からやりましょう。やりやすいですから

 では初級魔法を使います。“ 水来たれウォーター ”」


すると先生の周りに球状の水の塊ができる。

あれ?カストル兄と違ったようだが、魔法はたぶん同じだった詠唱は人それぞれか?


「先生僕の兄と詠唱が違うのですが、なぜなのでしょうか?」


「いい質問ですね、詠唱は慣れてくるとどんどん短くなります。それに、イメージが大事なので自分で言いやすいのを使ったりします。ですが、すべてがうまくいくわけではないので、たまに...暴走します。...」


え?今さらっとすごいこと言わなかった魔法って暴走したりしちゃうんだ。


「ですが、大体は安全で全員が使用できる詠唱というものがありほとんどの人がそれを使います。

 でも、初級魔法位であれば、暴走してもたかがしれますし、簡単です中級以上になると話は別ですが、

 それは、中学部で習ってください。」


なるほどなら安心てわけか

そして、先生は全ての属性の魔法を使った。


「はーい以上です。皆さんには小学部を卒業するまでに自分の適性の魔法は全てできるようにしましょう。今日の授業は終わりです。」


今日の魔法の授業は終わった次は、剣の授業だったな魔法があれば剣なんて無意味だろうになんでやるのやら


「よーし剣の授業を始めていくのだが、少なからず何で剣なんかやるんだよ魔法あればよくね?っと思っているやつもいると思う。けど、剣技を身に着けることは役に立つことうをみんなにわかってほしい。早速第二修行場に来てくれ。」


あいつ人の心でも読む力があるのか?僕の気持ちが当てられちゃった。魔法に剣でかなうわけないだろ


「よしみんな集まったな、これから剣技の授業を始めるのだが、今もまだなんで剣なんかやわなきゃいけねぇんだよ魔法に勝てるわけねぇだろ、とか思っているやつも多いと思う。」


こいつまじで心読んでんのか?


「しかしだ、ちゃんと剣技を覚えておけばいろいろ役に立つ。魔法ばっかに頼っていると体力がつかない。剣技のいいところは魔力が少なくてもある程度使えることだ。両方が使えるととても強くなれるのだ。」


でも魔法にかなわなければ使う意味はないと思うが?


「魔法はある程度なら剣で対抗することができる。それに剣技によっては魔法のような派手で強くてかっこいい技なんかもあったりする。もちろん魔法だけを極めたいというのもわかる。でも、それは中学部からでいい小学部は剣技をかじっといたほうが絶対にいい今日はそういうことをわかってもらいたい、よしじゃあ早速二人一組になってもらおうかな」


な、なんだと!?この僕に二人一組を作れとなんて酷いことを、ドキドキするよ。


「おい、お前」


「な、なんだい?」


「余ってるのなら俺はお前とだよろしく」


「う、うんよろしく」


こいつは確かさっき魔法の授業で無属性魔法しか使えなかった名前は.....そうだ!ガレオだ!


「よーしできたなそれじゃあみんなここにある木刀を持っていけ」


皆んなが木刀を持った


「よーし準備はいいな。今からお前らには模擬戦をしてもらう。模擬戦つっても模擬戦の模擬戦のようなものだが

とりあえずシンプルに相手の胴に一本入れたら勝ちだ。

よし自分達のタイミングでやってみろ。」


結構急だな


「おいお前準備はいいか?っとその前に自己紹介がまだだったな俺は、ガレオ=ズデウス=ゼルトマン。本家の子爵家の四男だよろしく。」


と言って手を差し伸べてくる


「僕はポルックス=ヘルメス=アッシュフォード。本家の公爵家の次男です。よろしくお願いします。」


と言って僕も手を差し伸べ返す。


「よしじゃあ始めるぞ?」


「はい!」


そして模擬戦が始まった。ガレオはいきなり突っ込んできた。僕は少し驚いたが冷静に受け止め弾き返す。

あれっ?これって魔法使っていいのかな?使いたいのだけれどまぁいいや


ガレオの剣技はすごく力がのっていて弾き返すのがなかなか難しいかといってできなくもないけど疲れてきた。

そう思いつつ僕はスッとガレオの懐に入って剣を振るった。だがガレオにうまく止められカウンターで一発もらってしまった。負ける気は無かったのだが結構やるらしいな


「つ、強いですね、負けてしまいました。」


「ありがとうだけどお前の懐に入った時のアレも悪く無かった。」


「ありがとうございます。」


「よーし大体のところは終わったみたいだな。見させてもらったけど、一言で言うとダメダメだね。

もっと上手くなった方が色々便利になるから卒業まで頑張ろう。明日からは魔法を剣で対抗する方法などを教えていく。それじゃあな。」


こうした日々を過ごしていき


入部してから早々3年と半年ちょっとがたちそして僕たちは卒業する。

え?もうだって別に細かいことは気にしないでおこう。

僕は小学部を卒業する初級魔法も覚えたその初級魔法とは主に

五大属性の火、水、風、地、雷の五つで初級魔法ならその属性に適性がなくても使える。

そして何よりも友達ができた。ヘレネも同様に。出会いとゆうよりきっかけは魔法の授業の時と剣の授業の時に特に優秀な成績を残し周りからちやほやされてるうちになったのと全員貴族で本家の子供だったのもある。

名前はエレクサンドルス=ディーテ=グレナード・・・候爵家の三男

   ガレオ=ズデウス=ゼルトマン・・・子爵家の四男


エレクサンドロスは長いからエルと呼ばれている。彼も同様に友達が一人いたのだがクラスが離れて

教室ではボッチだった。

ガレオは子供なのにすごく冷静でクラスのまとめ役である。

ヘレネの友達も本家の子供で名前が

ハクア=アレス=サンフェリータ・・・伯爵家の次女

パーシー=クロノス=シャルパーナ・・・男爵家の長女

どんな奴かはまだ知らない。

ガレオ以外全員初級魔法を五大属性使えた。

ガレオの場合は剣の授業が特出していて無属性魔法も使えるようだ。普通は無属性魔法は少し厄介なのだが、一人だけずっと無属性魔法をやってきたからかなりできるらしい。


卒業式では泣いてる人がちらほらいたが中学部でどうせまた会うんだから寂しがる必要はない。

相変わらず校長先生は好調で話がめちゃくちゃ長かった。


家に帰ると、


「おぉーおかえり、あぁーでかくなったなお前たち次はもう中学部に行くんだな

 まったく子供の成長は早いもんだ。なぁ母さん」


父はおぉーとかあぁーとか多い


「えぇー本当にそうねえぇーもう中学部ですか何か欲しいものあるかしら?剣とか杖とか買ってあげますよ?」


母はえぇーが多い

そうだな剣とかほしいな家で練習してた時思ったもんな自分専用のものが欲しい。あっそうだ僕のスキルに魔道具製造とか言うのあったな、あーでもあれ確か土台が必要か。


「そうですね僕は剣が欲しいです。今度お店に行って見つけた時に頼みます」


「えぇーわかったは、ヘレネは?」


「私も杖が欲しいです。ポル兄と同じくお店で見つけた時に頼みます」


「えぇーわかったはそのときはすぐに言ってちょうだいお金のことは気にしなくていいからね?」


さすが貴族の中でもトップの公爵家本家の名は伊達じゃない。

でもこう言う家って狙われやすいよな盗賊とかに大丈夫なのだろうか?


「よう、元気かポルックスお前も次は中学部か寮生活になるんだな

 俺たちとは違う寮だけど」


そうカストル兄とクリュ姉は寮にいたそれと彼らもまた双子である。


「あ!カストル兄帰ってきてたんだね、高学部はどう?上級魔法は使えるようになった?」


「高学部はいいぞ色んなものがそろっていて自分のしたいことがある程度ならできる

 上級魔法はまだ習はないし習う気はないよ」


「え!なんで?」


「俺は魔法の才能あんまないし俺は後継ぎだから戦闘よりは政治方面のことを多く学ばないといけないんだ

 クリュ姉も同様にね」


そ、そうだったのか全然知らなかった長男はいろいろ大変なんだな次男の僕は結構好きにやらしてもらっているのかもなこれは失言だった。


「ごめんなさい変なこと聞いちゃって」


「いいよ別に俺はこの道嫌いじゃないしむしろ恵まれているとも思っているよ普通はできないからね」


か、かっこいいと素直に思った。


「そうだカストル兄初級魔法覚えたんだけどちょっといろいろ試してみよう修行場で」


「あぁ悪いねこの後用事があるからまた今度なそれじゃ」


「うん分かった気を付けてね」


そっかまぁそりゃ忙しっかでもとりあえず修行場でなんか試してみようかな自分のスキルとか

無属性魔法ってまだやったことないし魔力操作もやってみたい。確か本にあったな魔力操作のこととかよし決めた。

やっぱ本を読もう。


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