第1章【世界の始まり】~第4話 設定て面倒だ③~
ゲームオタクの俺はステータスを見て何となくだか理解出来た。だが流石に詳しくは解らないし、どうしてこうなった?って疑問になる部分が多過ぎる。
という訳で、ナビさんステータスの説明お願いします!!
『では、順不同になりますが解りやすく説明します。創造主様のステータスはこうなっておりますよね?』
俺はステータスを再度見た。
創造主:大神大
創造主レベル:5
HP:∞
MP:∞ 属性all【創作魔法】
スキル:創造の力・大自然の力・大防壁の力・魅了の力/特殊スキル:精霊の守護・妖精の祝福
称号:創造主様・大自然の主・防御の鬼・妖精に愛されし者・精霊に守られし者
『創造の力とは、創造主様が最初から有してる創造したものを具現化出来るスキルです。それに対して大自然の力、大自然の力を集めて使える様になるスキルと大防壁の力、連山を防壁として防御結界を張るスキルは、大陸を創造した時に条件を満たして得とくしたものです。』
成る程…って、ナビさん。大陸の創造に他にも特殊条件有ったのに言ってくれ無かったということか?マジ釘刺してみようか。
『・・・では次のスキルの説明に入ります。』
...華麗にスルーしたっ。ナビさんはスルースキルを持っているのか?
『魅了の力ですが創造主様は、向こうの世界でかなりモテた為と推測されます。』
そうか?確かに数人には告白されたが多いとも思えない。男女問わず友達は多かったから多少は好意を持たれてたと思うけど…
『それは創造主様が鈍感で気付かなかっただけです。この力は男女問わず一定以上の好意をかなりの人数に持たれていた創造主様だけに付きます。初対面で敵意が無い周り全ての人や物まで魅了するスキルです。但し、最初から敵意の有る場合は無効になりますのでお気をつけ下さい。』
ふむ。てか今サラッと鈍感って言わなかったか?殴るぞおい。しかし好意を持たれるのは嬉しいが場合によっては、面倒なスキルだな…だって最近のストーカーって怖いよね?
『殴っても構いませんが痛いのは創造主様だけですよ?』
ナビさんは俺の中ですね…流石に自分を殴るのは止めておこう。ナビさんはそんな俺の思いを又もやスルーし話続ける。
『そしてこの魅了のスキルが特殊スキルの獲得に影響してます。本来なら徐々に妖精と精霊が増えていき、かなりの時間をかけてスキル獲得になるのですが創造主様に魅了され早期獲得となりました。』
成る程・・・危なかった妖精と精霊発生しなかったら獲得出来なかったかもだよね?ねぇナビさん!俺の思いにナビさんは返事すらする気はないらしく更に説明を続ける。
『精霊の守護がHP∞と結界など防御に関するスキルで、妖精の祝福がMP∞とall属性獲得になります。現時点では火・風・水・地・光・闇・時空の上級魔法まで使用又は貸与出来ます。』
え?もう上級まで使えるの?貸与って?
『はい。他にも最上級魔法が有りますがその為にはレベルを200にする必要があります。本来ならMAXですが。貸与については、創造主様が創造された者に貸与出来ます。』
あっ、住人も創造するのか。
『そうです。最後に称号ですが関連する魔法とスキルに大概プラス補正がかかります。しかし一部マイナス補正や制限補正がかかる称号もあります。今のところ創造主様の称号はプラス補正のみですが。』
更に細かいところは聞きながら試すしかないかな?今の説明は大きな括りでしかないだろう?
『はい。普通なら初期に高スキルがここまで増えたりすることは、まずありませんので飛び越しすぎて順を追えず解りやすく説明しても大雑把な説明になってしまいます。HPとMPは創造主MAXレベル10000と同じになってますし。』
それを聞いて俺はマジか?と思うと同時に、MAXレベル遠っ…と思ったのだった。