第1章【世界の始まり】~第3話 設定て面倒だ②~
誤字脱字確めてから投稿してますが見落し有りましたらご報告宜しくお願いします。
発光する時は 教えて欲しい…じゃないと毎回少しの間だけど目が使い物にならないからね?
『了解しました。創造主様。』
やっと発光のダメージから解放されるとそこには、目を奪われる程の壮大で綺麗な景色が目の前に広がっていた。連なる山々に生い茂る木々、あちら此方で小鳥はさえずり、光輝く湖は優しく揺らめいている。今にも妖精が現れそうだ。
『その内現れますよ妖精。後、精霊も。』
はい?
『妖精と精霊だけは創造主様でも作れません。此処ではある条件の元に自然発生する存在になっております。が、創造主様の創造されたこの大陸なら条件を満たしておりますので両方とも発生するでしょう。大量に発生しますとその恩恵も受けられます。』
そう言う大切な事は最初に教えてくれよ…俺はその説明にぐったりとしながら思った。それに続くナビさんの答えは・・・
『聞かれませんでしたので。』
の一言だけだった。
はぁ、次からは特殊条件で発生するような物は創造する前に教えてくれよ。同じ鉄を二度踏まぬようナビさんに釘を指す。
『了解しました。』
その時〈ポーン〉という音がした。
ん?何の音だ?俺は首を傾げる。
『創造主様のレベルが上がった音になります。メニューと念じてみてください。』
創造主にレベルとは…何ぞや?不思議に思いながらも、言われた通りメニューと念じてみる。すると目の前にパネルが現れた。ステータス、大陸状態、住人状態、アイテム、ドクロのマークが描かれた赤いボタン。
『ステータスを押して開いてみてください。』
明らかに怪しげなドクロのマークが描かれた赤いボタンが気にはなったが、取り敢えず、俺は言われるままステータスを押してみた。ブィン…という音と同時にステータス画面になった。そこには・・・
創造主:大神大
創造主レベル:5
HP:∞
MP:∞ 属性all【創作魔法】
スキル:創造の力・大自然の力・大防壁の力・魅了の力/特殊スキル:精霊の守護・妖精の祝福
称号:創造主様・大自然の主・防御の鬼・妖精に愛されし者・精霊に守られし者
よく有るRPGのステータスと比べるに殆ど初期の筈なのにこのステータス変じゃね?