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異世界創造主になった件  作者: 月城
【世界が動き出す時】
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第2章【世界が動き出す】~第20話 城下町~

 昨日の夜は結構遅くまで皆で騒いだ。最後の方は殆ど記憶が無いがどうやらベッドまでは辿り着いたらしい。横を見ると何時ものタマゴが有る。俺..最後何考えたっけ...?今日のタマゴ小さいんだけど。

 パリパリパリ・・・ミュウミュウ!

 手のひらサイズの真っ白な毛玉がミュウミュウ鳴きながら出て来た。何だコレ?俺の頭の中の方が真っ白だ。手に乗せて観察してみるとどうやら手は無い。引っくり返すと足は小さいのが有った。撫でてやると喜んだ...ポフッ。

「!!」

 え?少し大きくなったよね?もう1回撫でてみた。毛玉が喜ぶとポフッとまた大きくなったのだ。今既に両手サイズになっている。俺は毛玉を両手で持ってナヴィの所に走って行った。

「ナヴィ!ナヴィ!」

 ガチャッとドアが開きナヴィが、

『何ですか?主様。』

 と眠そうな顔で出て来た。

「ナヴィ、この毛玉喜ぶとデカくなる!」

『モノクロームですね。喜ばせると白いまま直径1mくらいまで育ち飼い主に幸福を呼びます。幸福が訪れた後また手のひらサイズに戻ります。嫌がる事をすると黒くなって育ちます。そして直径1mになると不幸を呼びます。』

「ふむ。でも何でタマゴから生まれたのかな?」

『主様が何にも考えずに熟睡したからですよ。』

 成る程ね。もう酔い潰れないようにしよう。俺は心に誓ったのだった。

 そこへエンゾが

「主殿、朝御飯が出来ました。」

 と朝御飯を持って来た。それを受け取りエンゾに

「ご飯食べたらタマゴがの子連れて運動場に集合って伝えて。」

 とお願いしておいた。朝御飯は目玉焼きと厚切りベーコン、スープとパンの定番だったがかなり美味しかった。

 食べ終え下へ行くと皆が集まっている。

「皆おはよう!」

 と声を掛けると揃って「おはようございます」と返してきた。

「ちょっと話があって集まって貰ったんだ。皆毎日タマゴ造るよね。ナヴィから聞いたんだけどタマゴから生まれる子の人型、又は人化出来る子は 必ずスキルか特殊スキル持ちで属性も造った者から遺伝して能力に合わせて付くよね?その中で優秀なスキル持ちの子が出来た時は兵士に、戦闘に不向きな子達は城下町でお仕事作るから!」

 ガランが

「主殿、優秀だが人化出来ない者はどうしますか?」

「人化出来ない、又は人型では無い者は属性だけ遺伝するよね。そう言う子達は、部隊みたいな物を作って欲しい。火属性なら火炎部隊とか言う風に。」

「解りました、主殿。」

「私も質問が有ります!主殿!」

 エンゾが声を上げた。

「私のタマゴは100%ドワーフです。そしてスキルのエンチャントは必ず付きますが、生まれた後、鍛えた1つだけが特化します。鍛冶なら鍛冶だけ、料理なら料理だけと、どれか1つだけなのです。」

「エンゾみたいに全部出来ないのか。じゃ取り敢えず、料理特化と鍛冶特化を交互にお願いしとくか。料理特化の方は10人位になったらエンゾの判断で他の特化にまわしていいよ。」

「解りました、主殿。」

「皆も解らない事が有ったら俺かナヴィに聞いてね。それと出掛ける時はナヴィに報告な!」

 と言って解散した。出掛けると言っても殆どがダンジョンか森だが。そうそう、ヒメ達だが、どうやらクラーケンとセイレーンを大量生産してるらしい。それをナヴィから聞いて、海の魚大丈夫かな?と俺は少し心配になったのだった。


 皆と別れた後、俺とナヴィは5階の空き部屋の前に移動した。これから宝物庫を造るのだ。

『ドアに両手を当てて、宝物庫を創造し《宝物庫解禁》と言ってください。泥棒対策に出来るだけ頑丈そうなのを創造してくださいね?』

「解った。いくよ?物理結界、魔法結界、人物指定結界入れるのは俺とナヴィのみ。の宝物庫解禁」

 ブンッと言う音と共に出来上がった。これで爆破も魔法による侵入も出来ない筈だ。念の為、人物指定結界も張ったしね。

『入ってみてください。今居る人数分のお金が有る筈です。』

 入ってみると4つの宝箱が有った。そこには種類別に人数分のお金が入っていた。

「ちゃんと、別々になってる。」

『宝箱は増えませんので一杯になる前に他に移してください。』

「じゃ、ついでだから移す用の箱造っておくか。」

 と、俺は空の木箱を大量に造って積み上げておいた。宝物庫を見渡し、此処がお金で埋まるのかぁ、嵩張るなぁ...そして今思えば銀行って偉大だなと思ったのだった。

「ナヴィ次はダンジョンの横に鍛冶場を造るぞ!」

 希望を聞くためにエンゾ連れてダンジョンの横に向かった。エンゾの希望を取り入れつつ公害が出ないよう工夫に工夫を重ね創造した。これで無害な工房が出来たな。材料置場には鉄、ミスリル、オリハルコン、アマダンタイト、ヒヒイロカネ等、ゲーム知識をフル活用して造り出しておいた。装飾用に金や銀も出しておいた。ナヴィ曰く、アクセサリーや装飾に使う分には構わないらしい。造り出した金等は、お金に偽造しようとしても出来ないそうだ。

 そして創造で俺が造った山々から鉱石が採掘出来るようにもなったらしい。宝石等も採れる様になるかと聞いたら最初の物を創造すれば宝石も採掘可能になるそうだ。掘り出しは巨人族の力を借りて..その後、飛竜で運ぶ

 のがベストかな?

 と言う事で俺は飛竜を黙々とお昼まで造り100匹に出来たが住み家に少し悩んだ。取り敢えず城の横に小屋を建てて寝床は確保したが狭いので昼間は放し飼いにしよう。呼び笛も造ったし、大人しいから襲ったりもしないので大丈夫だろう。

 俺達はエンゾが作ったお昼ご飯のサンドイッチを食べながら、

「ナヴィ午後からは湖の周りを囲むように城下町を造ろう。タマゴから生まれた子達で兵隊向きじゃ無い子達の住居が必要だし。」

『そうですね。すぐ増えて必要になりますからね。』

 と話をした。

 城下町の入り口から城まで真っ直ぐな道を造り城に渡る橋の手前両側には公共施設用の建物を造り、道沿いには2階建て店舗、其処から城の横まで扇型に店舗兼住居を沢山建て、城の横から後ろまでは大小様々な住居を石造りと木材造りで建て好みの家に住める様にした。住居を作り終わった後、結界を張る目安にする為に10mの城壁で囲った。

「ナヴィ、まだ住人は居ないけど結構いい街が出来たと思わないか?」

『いい感じです!始まりの住人300人も今日造りますか?』

「始まりの住人?タマゴじゃなくて?」

『タマゴでは無いです。始まりの住人もスキルは持ってますが私達の様なスキルでは無く、職業などに役立つスキルです。商売が得意とか農作業が得意とか。狩りが得意な者は集団でなら森の下級生モンスター位なら倒せますが、単体では無理です。』

「どうやって造るんだ?」

『始まりの住人決定。と言えば主様が造った臣下の種族が男女、種族を等分されて造られます。』

「じゃ、明日午前中に造ろう。始まりの住人に必要そうな道具類先に造っておかないと何も出来ないだろう?」

『解りました。では公共施設にその道具類を造っておきましょう。』

 俺とナヴィは公共施設に道具類を次々出しては並べた。狩猟用の道具、農作業用の道具、裁縫道具に布など、思い付くままに何種類も。もう思い付かないので後は、出した物以外が必要になったらその時出そう・・・

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