第1章【世界の始まり】~第18話 最強人魚3姉妹~
妖精の希望のミーア達を造った事で俺の臣下は11人だ。後、創造出来るのは4人しか出来ない。守りや管理が必要な場所を見落として無いか考えた。完全に忘れていた場所が有った・・・俺は大陸の周りを海にした。海の管理者が居ないのだ。
「海って言えば人魚?人魚なら水中得意だし人型になるのも楽そうだよね?ナヴィ?」
『確かにそうですが、かなり広いので1体では厳しいかと...』
「じゃ3姉妹ならどうかな?早く増えるんじゃない?」
『3姉妹なら大丈夫ですね。』
「そうと決まれば水の有るとこへ..湖で平気かな?」
『淡水でも平気です。』
俺達は急いで湖に向かった。するとミーアが森の方を見て、
「主様、聖域に行ってもいいですか?妖精や精霊に挨拶をしに行きたいのです。」
「構わないけど場所解るか?」
「はい。感じますので大丈夫です。」
「じゃ、これお弁当。今日は取り敢えず夕方迄には帰ってきてね。それとモンスター居るから気を付けて。」
「有り難うございます。モンスターは結界張りますので平気です。瞬間移動も出来ますし。それでは行ってきます。」
と飛んで行った。その後テトが農地を作る場所を決めてきたいと言ったので同じ様にお弁当を持たせて送り出した。エンゾはどうするかと聞くと、
「主殿、食材を出してはいただけませぬか?私は料理も作れます。出していたただければ夕飯を作ります。」
と言ってきた。喜んで大量の食材を渡し地下の倉庫を1つ潰して造った便利な調理場の場所を教えた。それと俺は俺の知っているレシピを創造で本にし、調理場の魔力コンロと冷蔵庫、魔力レンジの等のマニュアルも本にして忘れずに渡した。これが無いと俺の好きなものは出てこない気がするからね。エンゾは、
「それでは、マニュアルを読んで下準備をしてきます。」
と調理場に行こうとしたので、すぐには作れないだろうからとお昼のお弁当を渡した。礼を言って今度こそエンゾは調理場に向かった。
さて、人魚を創造するか。俺は湖の前に立ち創造を始める。
「水中を自由に泳ぐ海の守り手、どんなに遠くとも意志疎通が可能、...眷族を造れし者。水色の髪、紺碧の瞳、人化可能な人魚3姉妹、決定。」
粒子が集まり始める。今回俺は少し試みた事が有る。そう臣下が眷族を造れる様になるかだ。俺が造る臣下の様な者は造れないだろうがもしクラーケンなどを配下として造れるなら広い海を守るのには便利だ。
「「「ご主人様、初めまして。宜しくお願いします」」」
湖にシンリに劣らぬ妖艶な20代前半位の美女が3人現れた。それに声が凄い。歌を歌ったならきっと震えが止まらないくらい透き通った声だ。
「宜しくね。皆そっくりだけど誰が1番上のお姉さんかな?」
少しだけ大人びて見える真ん中の子が、
「私です、右手側が次女、左手側が三女です。」
「解った。君達に名前を付けよう。長女【ヒメ】、次女【スイ】、三女【レン】3人で1つの花の名前だよ。仲良し姉妹になれるように。」
と俺は微笑んだ。すると3人は嬉しそうに、
「「「有り難うございます!」」」
と礼を言った。【ポーン】俺は少しドキドキしながらステータスを見せてと言った。
人魚族:ヒメ【与えられし名】
人魚姫レベル:450'
HP:40000
MP:50000 属性未定【創作魔法】テレパス・召喚
スキル:人化・波動・濃霧/特殊スキル:創造主の加護・眷族タマゴの製造・魅了の歌
称号:繋がりし者・タマゴの母・魅了し惑わす者・忠誠を誓う者
スイとレンも同じステータスだった。人化がスキルに有るので確かめなくてもいいか。良く見るとレベルの横に〈 ' 〉がまた有った。ナヴィが
『この子達自身の攻撃力が特殊スキル強化にまわりましたね。私達が魔力で生むタマゴを操作出来るようになったようです。魔力1万でタマゴ1個、自分と同じ種族、海系の種族、クラーケン等の海系モンスターを眷族として造れるようです。魅了の歌は広範囲で倒す事は出来ませんが戦意を喪失させ使い物にならなくする事は可能...そこへ攻撃系の造った眷族を召喚し殲滅可能。』
あれれ・・・思惑以上のチートな人魚達になってしまった。俺が敵なら絶対に怒らせない...怒らせたく無い!
「またアレが付いてるけど..今回はタマゴ造りと歌の練習でレベル上がるかな?」
『それっぽいですね...ガンガン造らせましょう。歌は海で私達に聞こえないように練習してくださいね?』
ナヴィはヒメ達に念を押した。でも…1度は聞いてみたい!
「少しだけ聞かせて?」
『主様!どうしても聞きたいなら先に属性貸与を。聞いたら暫く動けません‼』
そんなにか...じゃ先に貸与を。
「3人には、水、風、雷を貸与、決定。無事貸与したし歌お願いします!」
『5分だけですよ!』
「「「はい」」」
そして歌が始まった。その声は凄く透き通っている。まるで風に乗って何処までも届きそうだ。ずっと聴いていたい素晴らしい歌だとは思う。でもあれ?俺魅了されてないんですけど?ナヴィを見ると顔が少し火照りボーッとしている。
「ご主人様、魅了する対象を選べます。」
とヒメ達はにっこり笑ったのだった。ナヴィに魅了を掛けるとは恐ろしい子だ...。




