表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
非道中学校  作者: 月野 ひかり
8/26

不登校

犯人扱いがあってから…完全不登校になった。


教え導く立場の教育者が体罰や犯人扱いで子供に心身共に

深い傷を負わせるなんて・・・あってはならないことだ!!


1年の3学期から学校には行っていない。行ける状況ではない。

2年に学年が上がる頃に・・・校長から直接連絡があった。

「今までの事は私の所まで話が来ていませんでした・・申し訳ありません!」

え?!

学校内での・・それも体罰や犯人扱い等があっても校長まで話が行かないって・・・

それぞれの教師が問題を起こしても適当に誤魔化して無かった事に出来る体制なのか?

誰かが不登校になって初めて問題が発覚する・・・

「詳しいお話を聞かせて下さい!」・・・ってハッキリ言って遅い。

しかし、遅いなりに校長なりの誠意は見え無理に登校はさせずに卒業までのことを

今までの学校の不祥事を全て認め、校長として出来る限り対応することを約束してくれ話し合い進める事となる。



学校にとって・・不登校児は・・要らない存在。そう感じた。

なので特に担任になった先生にすれば・・余計なお荷物と言ったらいいのか?

1年・2年・3年の担任を見て共通して感じたことだった。


1年の担任(吹奏楽の顧問)は、犯人扱いの件から飽き足らずに犯人捜しを始める。

その後も話し合いの場で学校に来れなくなった事をいいことに

こちらが話を出してもいないのに「転校するお考えはありますか?」と聞いて来た。

転校してほしいということなのだろう。

吹奏楽部を追い出して学校からも追い出したいのか?


2年の担任は卓球部のもう一人の女性顧問

体罰の件では自分が活動に参加していなかった為・・内容をよく把握していないと話。

吹奏楽での犯人扱いの問題から悪意のある生徒の実名を出して同じクラスにならない様お願いしたにも関わらず・・・同じクラスに4人も吹奏楽部員が入っていた。

こちらが不登校ということで「どうせ学校には来ないだろう」と適当に対応したのだろう。

所詮不登校で学校に来れないだろうという態度が見て取れる。

お手紙は一か月分~二か月分まとめてポストに入れておく。

なので中学校の行事すら全く分からず・・・他から「先週体育祭だった」と知る。

そのくせ出ないのを分かっていて名前を載せていたりグループに入れたり。


3年の担任は体罰顧問と犯人扱い顧問が異動で居なくなって他から来た女性

校長から事情を聞いて内容を把握していると話するが・・・よくわかっていない。

こちらもお手紙は溜まったらポストへ適当に入れておく。

クラスでは毎日名前を呼び出欠をとっていたという。

最後の学年との事で卒業に向けてはアルバムもなし卒業式にも出ないと校長と話が済んでいたのに

卒業準備で役員がお金を集金しに家まで取りに来た。

担任はこんな配慮も出来ないのか・・・とガッカリした。


何かある度に同時に・・なりたくて不登校になったんじゃない!!!!・・と思った。

学校に潰された生徒を不登校と呼べる学校も学校だ!

それぞれの教師は自分が直接関わっていないからと他人事の様に接するが

この中学校に居る教員は教員で自分の勤める学校で不祥事があったら当事者でなくても

教員として学校として全体で考えや対応を改めなければ同じ事の繰り返しだ!

教師が他人事ならその生徒たちも皆他人事だ!


中学校までの義務教育ってなんなんだろう?

子供が学校に行かなくてはいけない義務ではなく親が子供を学校に行かせる義務

これって・・子供が安心して通える学校でなければ義務も何もない。

体罰や犯人扱いや阻害する学校に安心して行かせられる親がいるわけがない。

こんな非道な学校に不登校扱いされたくない!!






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ