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非道中学校  作者: 月野 ひかり
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反省のない謝罪

10月に体罰の件で話し合いをした。

卓球部顧問

クラス担任

教頭

本人

母親


校長室での話し合いだったが校長の姿は無く・・・対応も全くなかった。


話し合いでは体罰について顧問から説明があった。

「靴下を履いていないことはスポーツをやる上で危険なんです!」


いきなりの的外れの内容に頭にハテナマークが浮かんだ。


「怪我をしない様に指導したつもりが少し行き過ぎた指導でした」


との言葉に耳を疑った・・・怪我をしない様に指導??怪我させてるし・・・


「その、靴下の重要性の指導は部活で最初に全体指導したのでしょうか?」と聞くと

「していません・・・」と答えた。


「では、わざと靴下を履かなかったというわけでもないし理由もあったにも関わらず

蹴らなければいけない理由はなんですか?」

「蹴ることが指導なんでしょうか?」

「体罰は禁止されていますが・・・どういうことですか?」

と顧問に問いかけると黙って何も言えない様子。


しばらく沈黙が続いた。


そしてうつむいたまま・・こう答えた

「理由は・・ありません・・イライラして・・蹴ってしまいました・・・」


顧問は立ち上がり頭を下げて

「申し訳ありませんでした!!!」と謝罪した。


理由がなく蹴った・・・イライラして蹴った・・・教師が生徒に・・・信じられない。

余計疑問が残った。


そして顧問は話を続けた・・・

「実は足蹴りしたのは初めてではありません。以前にもありました。自分自身これが

指導だと思っていました。行き過ぎな指導になっていました。すいません。」


「校内で会った時に、睨んだり舌打ちした事は・・事実です

しかし、○○さんに向けてしたことではなく・・自分自身にイライラしている時にたまたま会って

そう感じさせてしまった様です」


そう言い訳をして来た。この人・・反省してない・・・


「行き過ぎも何も体罰を超えてますよ!暴力・傷害行為です!!」

「言い訳は結構ですので! どうであれ嫌悪感を感じた事実は拭えません!」

「謝って済む問題じゃないですよ!!」 と言って顔を見たら・・・


うつむいてムスッとして何だか眠そう。

やっぱり反省してない・・・


最後にクラス顧問から部活変更に関しての話があり

「11月から吹奏楽部に変更ということになっていますが・・・」


と・・・ここで卓球部顧問が

「部活変更・・いいと思う!部が変わっても応援しているので!!」って


・・・なにそれ

生徒に暴力傷害行為しておいて自分が残って生徒に部を変更させるのか??

これって逆だよ! おかしいでしょ!!


教頭は話し合いに同席しているだけで一言も発せず。

この中学校・・・大丈夫? 


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