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非道中学校  作者: 月野 ひかり
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一番大切なもの

中学校に入学してから納得いかない事ばかり、なんで?どうして?ばかりが頭に浮かぶ.

みんな無責任・・他人事・・どうしても納得出来ない!

学校がこんなんでいいのか?世の中こんなこと許されていいの?

どうにかしたい!どうにかしなければ!どうしたら・・・分かってもらえる?

非道な人達に立ち向かう事ばかり考えて頭がおかしくなる。

悔しくて悔しくて悔しくて涙が出る。元気な身体と心を返してよ!!



でもそんな時…変わらないで居てくれる笑顔がそこにあった。

無表情な姉を一生懸命笑わそうとしている。

苦悩で固まった心がふっと軽くなるのを感じた・・・。


そうだね! 一緒に姉を笑わそう!

何ヵ月何年かかったっていい。笑ってくれるなら...。

この日から、弟は学校でも家でもお笑い担当になった。

何も言わずそっと何かを感じて見守る弟…健気だった。


落ちる所まで落ちたら…後は上がるだけ!

家族で楽しく過ごせる様にすればいいんだ!

非道な人間なんて関係ない。もう気にしない。


何も悪い事していないんだから!


会話が出来る様になってからは…色々な事を話した。

眠れない夜は一晩中、話をした。

とにかく隠し事がない位会話した。

家族で過ごせる時間が気持ちを安定させてくれた。


「もしも、中学校で何もなかったらきっと親の気持ちも知らずに母に反抗したり口もきかなかったりしたかも知れない。辛い事沢山あったけれど母と何でも話せて良かった!」


本当にそうだと思う。

中学校に普通に行っていれば過ごす事のない時間。

親子の会話。一緒に何かをやる事。一緒に乗り越える事。


辛い経験をしたからこそ何かを得ることが出来る。そう思えた。


同じ日々を過ごすなら悲観するより楽しく過ごす方がいいに決まってる。


一番大切なもの…それは家族だ。

分かって居たけど学校の非道さに押し潰されそうになった。

もう大丈夫!改めて気付かされた。


そして、非道な人達に足りないもの…きっと家族からの愛情。

心が満たされている人は人に対して優しく出来るものだ。

愛情不足は悪意を生む。人を羨む。妬む。意地悪したくなる。

だから人を人と思わない事を平気で行える…可哀想な人達。


そんな人達が集まった中学校だった…。

卒業してもその影響は大きく続く・・体調の回復は…難しい。

周りは皆他人事で終わった事にされ噂だけが残る…。悔しい気持ちだけが残る…。

犯人扱い教師・吹奏楽部員・体罰教師・その他教師・・何年経っても許すことは出来ない!


それでも、人の気持ちも考えられない様な人間になるよりマシだとさえ思う。



学校と言う集団生活において…様々な事を振り返れば最終的に辿り着くのは…親が愛情を持ち大人として子供に正しい見本にならなければいけないという事じゃないかと思う。

それが出来ていないから…子が非道な人間に育つのだと実感した。

教師も人の子。親にしっかりと道徳心を育てられていないというしか言いようがない。

家庭を持ち…子の父の立場で部員に異常な熱を入れるのは、家庭に愛がないのか?とさえ感じてしまう。


非道な人間を作り出しているのは学校ではなく家庭なのかもしれない…。

学校は、そんな間違った道徳心を皆で考え正しい事を教える場であって欲しかった。


誰も一人の生徒の場所を人生を未来を奪う権利は何処にもない!




最後までお読み頂き有難うございました!

身近な人も知らない内情をのンフイクションで書かせて頂きました。

中学校を卒業したから終わりではなく、今もなお続く苦悩があります。

今だから言える・今だから思う事もあります。

身近な事情をよく知らない方には勿論、様々な方に知って頂き少しでも何かを感じて頂くことが・・この悔しさが報われる事に繋がる気がしております。

こういった集団生活での事件は、皆が考え一人ひとりの意見が解決改善に繋がる様な気がします。他人事でいる事さえ罪に感じます。

世の中本当に様々な事がありますが・・・人間の基本の所は共通している気がします。

少しでも非道な人間が減ります様に・・少しでも悲しい思いをする子共がいません様に・・そんな願いを込めて終わりにしたいと思います。

つたない文章にお付き合い頂き本当に有難うございました!!

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