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非道中学校  作者: 月野 ひかり
21/26

書き直し

犯人扱い教師の謝罪文はただの言い訳文だった。

こんなの誰が納得するものか!

言葉だけで・・何も反省など感じられないものだった。

念のため・・・コピーを取っておいた。


次の日・・・校長に抗議しに行きその言い訳分を突き返した。

「書き直して下さい!!」

校長はすぐに対応してくれた。

1週間後・・・改めて受け取った謝罪文。

校長に指導されたのか、短く3枚にまとめられていた。

でも・・・文面は相変わらずだった・・・。


宛名は全くなし。

封筒には・・・「謝罪文」とだけ書いてあった。

それは・・お手紙・・・自分でも「お手紙」と書いている。

謝罪文との認識はあるのか?馬鹿にしているのか?

今の教師ってそんなもの?常識だと思ってた。



書き出しは・・・変わらず・・・

「 こんにちは、だいぶ暖かくなってきましたが、まだまだ季節の変わり目です。時々寒い日が続くこともあるので、体を大事にしてください。


この間は、長い手紙にもかかわらず、読んでくれてありがとう。


二度目のお手紙になりますが、改めて謝罪の気持ちを伝えさせてください。


ウインドブレーカーの紛失に始まり、黒板のいたずら書き、部員の弁当箱の紛失、そして携帯電話を使っての悪口メール送信など、一連のことのついて最終的に○○さんを根拠なく疑ってしまいました。


一連のことが起こった時、その場にいた部員の一人でしかなかった○○さん。そして他の部員からの推測だけでの情報。そういったあいまいで限られた状況だけを根拠に強く問い詰めてしまい、○○さんを精神的に深く追い込んでしまいました。


そのことが原因で、人生でたった1回しかない○○さんの中学校生活を台無しにしてしまっただけではなく、○○さんの人生も大きく狂わせてしまいました。


いくら謝罪をしても足りず、その意味すらないのだと思います。それだけ重大なことをしてしまたと思っています。


せめて私にできることとして、今年度中の部活ミーティングで、○○さんのことについて改めて触れ、当時の他の女子部員の思い込みや言動、そして何より顧問である私の○○さんへの疑いの気持ちが、○○さんの心に深い傷を負わせてしまったことを必ず伝えます。その上で、二度と同じことを繰り返さないよう部員に指導しながら、私も深くその決意を固めます。教員人生だけでなく、私自身の人生をとおして、○○さんにしてしまったことを絶対に忘れず、悔い改めて生きていくことを約束します。


今回は本当に申し訳ありませんでした。 」




犯人扱いについては・・・勝手に犯人にしたてあげておいて大事なこと忘れてる。

名誉挽回してください!

それが1番じゃないの?どんなに謝ったって、どんなに悔いたって

どうせ忘れる・・・忘れてる。


異動前にどんな対応があったのか知らない。

でも、現状この顧問がいなくなっても・・吹奏楽部生徒は変わらず人を悪く言う。

勝手なことを話している。意識が変わっていない。保護者も同じ。

そのまま中学校卒業となる。


顧問は部員は悪くない・・悪いのは私だ。と言っていた。

きっと、部員にはこの一件を部員に「先生可哀想」と同情をかうような対処をしたんだろう。

悪いのは・・・こちらだと。認識付けたのだと想像できる。

部員自体が底意地悪い子ばかりで・・これは顧問だけの問題ではない。

それを、放置し個人的指導を怠った学校の責任でもある。


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