体罰
体罰とあるが・・・これは暴力・傷害行為の何物でもない!
中学入学3か月後に事件は起こった。
5月に卓球部に入部し仲良しの友達と先輩も優しく楽しい部活だった。
顧問を除いては・・・
顧問は50代男性で態度も口も悪く威圧感がありいつもイライラしている。
もう一人女性で50代顧問が居るが腰痛の為部活には殆ど顔を出していない。
日頃から何故か顧問が自分にだけ?風当りが悪いと感じはじめた
7月のある日のこと
部活前に清掃中靴下が濡れてしまいクラス担任に相談の上、靴下を乾かしていた。
そのまま部活の時間になり、靴下はまだ濡れていて履けないのでそのまま部活開始。
顧問が来て相変わらずの威圧感で部はピリピリムード
みんなで一人一人のラリー練習が始まった。
順番で並んでいると・・・顧問の怒鳴り声!!!
「おい!! ○○ ちょっとこっち来い!!!」
仕方なく皆の輪から外れ顧問の所へ行くと・・・
「お前、なんで靴下履いてねぇんだ!!」と怒り口調。
「清掃の時に濡れてしまったので乾かしていました」と答えると顧問は
「いいから今すぐ履いて来い!!」と怒鳴った。
直ぐにビショビショに濡れている靴下を履き戻ると・・・もうラリーは終わっていた。
みんなが休憩していてどうして良いか分からず・・友達の所に行った。
すると顧問がものすごい剣幕でこっちへやって来た!
ドスドスと足音が体育館に響く
そして突然、「お前はまだ終わってねぇだろう!!!」と
太ももを思いっきり蹴ってきた!!!
よろけてしりもちをつきそうになる脚はジンジン痛んでまともに着けない
部員全員びっくりしてシ~ンと静まり返る
顧問に「一人でやれ!!」と言われ皆の見ている前で一人ラリーをした。
脚が痛いのと恥ずかしさで何も考えられなかった・・・
部終わりのミーティングでは「大きな声を出して悪った」顧問はそれだけだった。
蹴ったことを謝る所か怪我の様子も見ることなく知らん顔だった。
みんなに心配掛けたくないと平気な顔をしていたけど・・・
本当は脚が着けれない位痛くて泣きたかった。
帰宅後・・・玄関で泣き崩れた。
蹴られた太ももは全体に青アザに腫れていて痛々しかった。
病院で先生に「蹴られた」と言いたくなかった・・・
気持ちが納まるのにやっとだった・・・
病院には行かず湿布を貼って様子を見ることにした。
次の日怪我の為体育と部活は休んだ。
クラス担任に怪我の所を見せ・・部活で蹴られた事を相談した。
担任から顧問には話を聞いておく事と体育と部活はしばらくお休みすることになった。
親から学校に連絡し顧問と話をした。
顧問は・・「体罰ではなく指導の一環でした」と話す。
納得行かないので親は校長と話がしたいと申し出るが教頭なら話が通っているのでと促され
教頭と話をしたが教頭はメモ一つ取ることなく謝罪の一言もなし。
その後・・・卓球部顧問は怪我で部活に出てこないのと親に告げ口した事が気に食わないのか
学校の廊下で会った時、睨んだ上舌打ちをしてきた!!!
その他でも校内で会っても無視をしたり睨んだりしていたので部活に出れなくなって行った。
蹴られてからというもの・・顧問の顔を見ると脚が震え言葉に詰まる・・・。
クラス担任に部活の変更を相談
卓球部は友達や先輩が仲がよく本当は続けたかった・・・でも顧問が・・無理だ・・
学校では必ず部活には入らないといけないとのことで悩んだ末
クラス担任が顧問でもある 吹奏楽部 に変更を希望した。
夏休み明けに体調を崩し長引いたことで学校を休みがちになり
体罰の件で部活変更前に話し合いをしておいた方がお互いの為だと卓球部顧問が提案してきた。
呆れる話し合いとなった・・・